VR空間思想編(inorganic space)
この記事はBoze Advent Calendar 2020に登録されています。
こんにちは!三日坊主です!✨
16日目です!やっていき!
今回のVR空間思想編は「inorganic space」です!
構造物
人類、全員BLAME!!を好きだとボクは思ってるのですが、皆さんどうですか?ボク好きです。
BLAME!!
弐瓶勉による初の長編連載作品であり、『月刊アフタヌーン』1995年10月号に掲載された短編作品『BLAME』(ブラム、「!」が付いていない。)を元に、同誌1997年3月号[注 1]から2003年9月号まで連載された弐瓶いわく、一番こだわったものは建物であり、全体像がわからないほどの巨大建築物を中心に据え、誰が見ても初めての作品を作ろうとしたという。スケール感を出すために人物を小さく描き、ある意味、『BLAME!』の主人公は建物かもしれないと述べている。また、情報は最小限にとどめ、後は読者に想像してもらう方がリアルだとしている。当作品の話は、大きな世界の片隅で起こった小さなエピソードであり、あの世界では日常的に起こっている事件の一つだという。
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/BLAME!
あの世界観、構造物の無秩序な感じ、めっちゃ良いよね。そういう空間を旅してみたいなぁと思ってここはつくられたと思います。
Houdiniでつくったモデルは、無秩序な構造物感を非常に出しくれます。なぜそこに建物があるのか、なんで浮いてるのか、なんで壊れてるのか、分かりません。これ、ボクが10日目に書いた記事となんだか違う気もするかもです。そのワールドはなんらかの意思があるんじゃないのかよ!!って思うかも。てかボクも思う。でも、ここは、「見たことない」ものを見たかったっていうボクの意思だったので、因果については置いておいたのだと思います。(良いことではないのでしょうが)
16日目の記事にも書いた、「見たことないもの」ですが、皆んなどれくらい見たことないものを見たいと思ってるんですかね?ちょっと気になるんですよね。気になるだけなんですけど。ボクは見たいです。
特に今回は見たことない構造物が空間にあるワールドをつくりたかったので、このような感じになったのかなぁと思います。
(↑キヌさんかわいい)
↑しあちゃんかわいい
飛べ!
VR空間をつくる人なら考えることがある、それはユーザーにこう動いて欲しいなぁ〜だからこういう道をつくろ〜っていう導線設計です。
VRChatの有名ワールドはこの辺の設計が素晴らしいものが多い印象。体験のための導線が良き良きです✨
この導線設計、三日坊主は非常に苦手です。いきなり「これ見て!ほら!」ってことしかワールドから伝わってこない感があります。相手のことを考えて自分(ワールド)の魅力を伝える。まさしくコミュ力ですね。ボクは自分のワールドを見ながら、この三日坊主とかいう人、コミュニケーション力低いなぁとか思ってたりします。
でも、導線設計が分かってようが分かっていなかろうがワールドはつくれてしまいます。そこでボクは考えることをやめました。(よくない)
ユーザーには自由に旅をしてほしい。迷子になる。途中からきた人が合流できない。どこに行ったらいいかわからない。色んな問題もありますが、旅をしてほしい。というか迷子になってほしい。そんな謎の思いから広いワールドをつくりがちです。
ウソです。ボクが広いワールドで旅をしたいだけです。
その旅、ボクは空を飛びたい。空間的に自由なはずのVR空間でなぜ歩かないといけないのか、物質側の模倣はもう飽きたでしょ。的な過激な思想のもと、空を飛ぶことを求めました。
(因みにボクがVRChatに強く惹かれたのは、空飛ぶホウキを、ある重鎮が開発したとTwitterで知ったことからだったりします。そんな夢のような世界があるのか、行ってみたい!と思った記憶です。)
でも、個人的にホウキはめっちゃ酔います。一回酔いすぎて一日中ダウンしてたときもあります(それからVR耐性があがりましたが…)
片手で空を良い機構がないかなぁとphiさんに相談したら、なんと!つくってもらえました!phiさん!神!愛してる!✨(片手がよかったのはカメラを手に構えながら飛べるので楽しいからです、空撮ができる✨)
そんなこんなで導線がない空飛ぶ旅するワールドができました。めでたしめだし
おわり✨
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