おべんきょ(モザンビーク)



https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mozambique/index.html

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol159/index.html

モザンピークかと思ってた。もう少し濁音ね。おっけ。

広さは日本の約二倍。アフリカ大陸の南東、マダガスカルの向かい側。
人口は3300万人だから1/4ぐらい。
首都はマプト。

宗教は
キリスト教(約60%)、イスラム教(約19%)、無宗教(約14%)等(2017年:モザンビーク統計局)

意外とキリスト教なんだ。全国に広がってるね。

「モザンビークの産業は農林業や漁業が中心ですが,石炭はアフリカ第2位,天然ガスは第3位の産出量を誇るなど,資源開発において大きな将来性を有しています。」

意外と天然ガスとかアフリカの中では大きな地位を占める場所だった。


12世紀にはアラブの商人たちが金や象牙等の交易を通じて興隆した地域でした。
15~17世紀世紀にかけては,アフリカ南部ザンベジ川流域に栄えたモノモタパ王国の金とアラブの品々を交換する,インド洋貿易の中継地として繁栄しました。
15世紀末に,ポルトガルの航海者ヴァスコ・ダ・ガマがモザンビーク島に到達すると,その後ポルトガル人が多数来航し,植民を開始。
18世紀にはポルトガルの支配権が確立し,以降300年以上にわたってモザンビークはポルトガルの植民地としての歴史を歩むことになります。
第二次世界大戦後,植民地支配を継続していたポルトガルに対抗するため,1962年にモザンビーク解放戦線(FRELIMO,現政権与党の母体)が結成され,1975年6月に独立を果たします。
その後,約17年間にわたる内戦に苦しみましたが,1992年にモザンビーク包括和平協定が調印され内戦が終結した後は,比較的安定した政情のもと,国家再建と経済社会開発が着実に進展しています。

ヴァスコダガマ!ヴァスコダガマ!教科書でよく見た名前。何やってたか知らないけど、モザンピークにも来ていたのか。
でも、来たせいでポルトガルの植民地にされちゃったのか。(ポルトガルがどこかは知らない)
で、解放戦線が戦って何とか独立したけど、暫く内戦が続いたと。この内戦が結局厄介だよな。

「モザンビーク南部のショピ族の伝統楽器ティンビラ(木琴)は,2005年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。」

https://ocuocjc.repo.nii.ac.jp/record/558/files/no%2050p53-62.pdf

「音高の異 なる数種類の木琴の総称で、通常、大合奏の形態で演奏される2)。ティンビラは、多くの場合、 電気の届かない村で製作されており、素材はほとんどが天然のものである。音板はムウェンジェと呼ばれる硬い木、共鳴器はマサラと呼ばれる甘い実を乾燥させたものでできている。全て手作業で行われ、定規なども使用せず身体に備わった感覚をもとに製作する。」

「ティンビラの音はざらざらした音で特徴があるが、そのさわり音は、共鳴器に張られた薄膜 によるものである。この膜には、牛の横隔膜が使用されてきたが、近年はビニー ルを用いることも多い。 ティンビラのバチはコンゴkongoと呼ばれ、ヘッドには天然ゴムが巻き付けられている」
定規使われずに、天然素材だけで作られてきていたのに、ビニールが使われ始めたの少し面白いな。

「宣教師ヴァリニャーノが織田信長に謁見した際,信長の希望により献上されたとされる従者,弥助は,モザンビーク出身だったと言われています。」
弥助!弥助じゃないか!信長系の漫画だと黒人というインパクトを残す弥助!お前モザンビークなのか!

今年から安保理の非常任理事国に日本がなっていたけど、新規に採用された五か国のうちもう一か国がモザンビーク。運命じゃん。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000023833.pdf

2014年に安倍首相が日本の総理として初めて訪れたらしいけれど、そこで発表されたパートナーシップ。内容的には日本側からの援助が殆どな印象だけれど、石炭、天然ガス確保のためにこういうことやってるんだねぇという印象。

とはいえ、こうしてみると世界での天然ガス生産はアフリカ全体でみてもあんまり占める割合は大きくないのね。
アメリカ、ロシア、イラン、中国、カナダ。
アメリカさぁ、ただでさえ資本主義ど真ん中の国なのに天然ガスモデルのずるくない?

モザンビーク。たまたま名前見かけて調べたけど、意外と日本ともつながりある国、モザンビーク。思い出すことは少ないかもしれないけれど、機会があればまた。

今日はここまで。

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