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自己紹介。

 山羊座の0型。左利き。口数は基本少なく、一度に二つのことをこなすのが限度。考えていることは多々あるものの、文章化する能力が追いついておらず要点をまとめた短文が多い。よってもう少し内容を膨らませた文章を書けるようになる事が目標の一つ。最終的には人の心を動かす文章力を身に付けることが目標。読むことが好きで、特にファンタジーとノンフィクションが好き。苦手なものは数字。

 小学校卒業後、親の仕事の関係で海外へ引越す。滞在先の言葉が全く分からない状態での引越だった。海外に到着して二日後、親に現地のネイティブしかいないキャンプに1週間放り込まれる。頼みの綱は現地の言葉とカタカナで発音のルビを振った文章を書いた紙切れ一枚。しかも初日の暴風雨により命綱を紛失。生まれた家がクリスチャンだった為、この時は本気で神様に祈った。
 親に「わからないのに『はい』って言っちゃ駄目よ」と言われたので、キャンプ中は何を尋ねられても『いいえ』と答えていたらしい(キャンプディレクター後日談)。キャンプはいろいろあったが無事生還。
 その後現地の学校に入学し、第一言語が違う子供用のクラスで様々な国の言語を聞きながら十代を過ごす。

 大学時代にハーブティーばかり飲み、食事を1週間食べるのを忘れたところ、気がついたら知らない部屋の天井があり見知らぬベッドに寝ていて、周りに看護師がいた。後日大学の寮長に聞いたところ、自分の部屋の前で倒れていたところを様子がおかしい(麻薬を使ったと思われた)という理由から救急車で病院に運ばれたらしい。実際は偏頭痛と栄養失調で倒れていただけである。三日間病院で栄養の良い食事をいただき復活。しかしこの経験からいつでも死ぬ確率はあるのだと実感し、自分が本当にしたいことは何かと真面目に考え、退学。

 その後社会経験を積み、世の辛い甘いを経験していく。結婚し第一子を授かったあたりで疲弊しきり、心に病を持つようになった。元の状態に戻るために五年かかった。そして現在三児の親として日々奮闘している。

思いもしない人生が展開していく事があるため、心に不安が居座っている。外に出ると何が起こるかわからないのでびびりながら過ごしている。臆病。                                                                        

好きな本:
森鴎外「高瀬舟」
上橋菜穂子「狐笛のかなた」
中原中也「月夜の浜辺」
Frances Hodgson Burnett「小公女」
Elie Wiesel "Night“
Emily Bronte 嵐が丘

好きな言葉
「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格はない」
(if I wasn’t hard, I would be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t be deserve to be alive.) レイモンド・チャンドラー「プレイバック」より

好きな百人一首
世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる (皇太后宮大夫俊成)

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