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なぜ未成年者にポルノグラフィは危険なのか。

 インターネットにアクセスできる媒体が手軽になった現在、未成年者がポルノグラフィにアクセスできる環境が整っていると言っても過言ではないと思う。もちろん親がそれを利用できないように設定することも可能な機種もあるので全てが全てとは言わない。

なぜポルノグラフィは未成年者にとって危険なのか? 
賛否両論を聞く中で核心をつく真実が見えてこない。
改めて気になったので調べてみた。

すると大体こんな理由がわかってきた。

ポルノグラフィを視聴しながらの自慰行為は麻薬などを利用した時の快楽に匹敵する。脳が作り出すどの神経物質よりも強烈な刺激だという。よって依存性がある。また未成年者の脳は未発達な為、その影響は依存率が高くなる。思考が依存対象のことしか考えられなくなったり、いつまでも視聴を続けてしまう。最終的には脳の神経伝達物質ドパミンが報酬として出る。それを続けていくうちに脳の中に回路ができ、脳の中で優先順位が変わってしまう。依存症への階段を上がるのは羽が生えたように軽やかだが、降りるのは鉛を引きずるように重い。感覚は飛んでいるはずが実は深い沼底へ引っ張られているのだ。
なぜそういった依存性のあるあるものを求めてしまうのかといえば、鬱などの精神的疾患が影に潜んでいる場合もあるので、一概に本人を責めることは避けるべきだ。

依存性のあるものは心身ともに破壊していくものがほとんどだ。では何が壊れていくのか? 多く言われているのが人間関係、体調、金銭感覚、そして生活のリズム。それらが崩れ落ちていく、だけど依存対象から離れることも止めることも自分だけではできないのだ。

例えばとても好きな人ができたとする。その人を愛しているとする。自分はそんなつもりじゃなくても、その人への愛よりも依存症と脳を繋ぐ鎖は重くて強い。脳は肉体の司令塔だ。純粋な愛を打ち砕いてしまうのが依存症と言えるだろう。

依存症は回復することが可能。
 もしそのような兆しが見えたならば、早いうちに近隣の専門医療機関、精神保健福祉センター、または保健所などに問いあわせ専門家の指示を仰ぐことをお勧めする。依存症のままでいると状態が悪化する一方で改善することは極めて難しい。また専門家の正しい知識でちゃんと治した方がいい。

興味本位で試そうものなら痛い目に遭うことは火を見るよりも明らかなので警告しておく。やめておこう。

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