Why Online MBA?

何故私がMBA、そして現地のFull timeではなくOnline MBAを目指したかについて


結論:Why Online MBA?

まず結論から申し上げると下記2点が主な理由となります。
1.現職でのステップアップ(箔付け)
2.知識習得

理由1:現職でのステップアップ(箔付け)

大きな理由はこれで、現職の外資系メーカーでCFOや部長クラスのManagement層に度々MBAの修得を勧められたこと、そして私自身も外資系でキャリアを築いていく場合にはMBAが必要条件であると体感したことが理由です。
外資系でのキャリアという点で申し上げると、私の職種であるファイナンス部門、かつ私の経験する範囲という限られたケースでの話はなりますが、Managerクラスはともかく部長、CFOレベルでは、MBAホルダーの割合は少なくとも半数は超えており、MBAはある種ファイナンスヘッドへの必要条件とも言える状況です(税務や、経理のような制度会計職種はこの割合は下がる印象はあります。)

私自身、現状は社内でのステップアップを狙うことを直近の目標にしている中で、このようなケースを間近で見ているからこそ、その土俵に上がるためにもMBAを早めに修得しておくことが必要だと感じたことが理由です。

理由2:知識習得

2点目はより実務的な理由です。現職での直近数年間はいわゆるFP&Aという仕事をしてきました。
このポジションは会計職種の中でもビジネスの予算策定、中長期計画や、実績の予実分析を通してマネジメント層の意思決定を支援するような、いわば攻めのファイナンスにあたるようなポジションです。

この仕事を通じて日本支社の経営層と業務関与する機会に恵まれ、彼ら目線での会社視点での考え方を吸収出来た一方で、彼らの経営判断に資する財務情報を提供するためには、断片的な知識ではなく体系だったビジネス全体の理解をする必要があると感じました。

私は学部も経営や会計専攻でもないため、自身の経験則しか頼るものがありません。もちろん、今やネットや書籍で必要な情報は手に入れやすい環境なので、そこで補完することも一定レベルでは可能です。
ただ、理由1の箔付けとも相まってせっかく勉強するなら対外的な証明を得た上で知識習得した方が説得力が増すと考え、今回の決断に至りました。

Why Online MBA?

さて、そうなると次に考えるのは現地での留学かオンラインか、という話になります。
オンライン、現地留学のメリット・デメリットはまた別の記事で記載しますが、個人的なオンラインへの決断に至った判断基準は「目的(求めるリターン)に対して適切な投資レベルがオンラインだった」ということです。

一般的に現地留学のMBAは、投資銀行・コンサル等へのキャリアチェンジを目的とすることが多いと思います。
その背景には、現地留学を通して得たネットワーキング、ディスカッション力を発揮することもそうですが、巨額(1,000万円以上)の投資を回収出来る職種はそれらの仕事に限られてくるという背景もあると感じます。

翻って私自身は冒頭にも述べたように、あくまで現職での経験にプラスすることを主目的としており、中長期的な転職も視野には入れているもののあくまで現職の経験をベースに考えています。

もちろん、大きなリターンを求めるのであれば留学の方が望ましいことは間違いありません。
かける金額、現地生活の苦労等はオンラインの比ではなく、安価で生活環境も変わらないオンラインに同じ投資効果があると考えること自体がナンセンスです(もちろん、オンラインは仕事に加えて勉強するため、時間的にハードという別の意味での難しさはありますが)。

少し話が逸れましたが、結論として私の場合、劇的なキャリアチェンジではなくて現職の延長線上でのキャリアステップという期待値を考えると、オンラインが投資としてちょうど良い、という結論に至ったため、オンラインMBAをベースにスクール選びを始めることになりました(つづく)

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