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ラグビー新リーグ構想

2020年1月に発表された、ラグビー新リーグ構想。新リーグ構想とは何なのか、これから開幕までどうなるのか、調べてみました。

新リーグ構想とは

2020年1月28日、日本ラグビーフットボール協会から「2021年秋開幕の新リーグに関する参入要件の骨子」が発表されました。

​目的
JRFUが掲げる「ワールドカップを再招致し、代表が優勝する」という目標を達成するために、国内リーグを発展的に再編することといたしました。

開幕時期
2021年秋に開幕を予定しています。

新リーグ構想による参入要件

参入要件をまとめると以下の5点です。

1.運営機能
各参加団体は事業機能(運営・収益事業の事業責任者の設置、収支の透明化、主催興行の体制の整備)を持つこと。

2.チーム名
チーム名に地域名を取り入れること。

3.ホームエリア
ホームエリアを決定すること。

4.スタジアム
ホームゲームを開催できるスタジアムを確保すること。
2023 年シーズンまでに15000人以上収容のスタジアムを確保出来るよう、日本ラグビー協会、リーグ運営法人、チーム3者で努力する(2021年、2022年は別会場の開催を認める)。

5.事業運営
チーム事務局、財務担当、競技・イベント運営担当、広報担当、営業・マーケティング担当者をそれぞれ設置すること。

新リーグ加入のプロセス

各チームのリーグへの参加意思表明、参入計画を表明します。

入会要件充足状況に基づき、要件審査を実施、審査を通過したチームは、新リーグ1部(10±2チーム)、2部(10±2チーム)、に分かれます。場合によっては3部の要件審査を行います。

本入会要件を充足が困難なチームについては、下部のリーグ(2 部制の場合2 部)に所属することを条件に、一部の参入要件の充足を求めないことを、リーグとして判断する場合があるそうです。つまり、今すぐ参加要件を満たせないチームも、いったん参加に向けて動くことができます。

現TL、TCLチームの参加

今回発表された新リーグ構想は、日本ラグビーフットボール協会と、ジャパンラグビートップリーグ(以下、TL)、ジャパンラグビートップチャレンジリーグ(以下、TCL)の各チームと協議を進めながら骨子をまとめたとのこと。

とすると、参加するチームはそれなりにあるのでは、と見込まれています。例えば、近鉄ライナーズ。ホームタウン・東大阪市のもと、東大阪花園ラグビー場をホームスタジアムとして使用。当然運営のための組織もあります。

どんなチームが参加表明してくれるのか、楽しみですね。

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