【観戦記】S東京ベイvs.GR東葛 ~S東京ベイホームゲームはワクワクが止まらない🍊
「千葉ダービー」再び。
なんの因縁か、千葉県を本拠地とするDIVISION1の3チーム(GR東葛、SA浦安、S東京ベイ)は全てカンファレンスAに所属しています。第2節、第3節に続き千葉ダービー3組目です。
試合もすごかったけど、それ以上にオレンジ🍊120%に驚いたS東京ベイ初ホームゲームでした。
対戦カード
初めてのホームゲームとして相手を迎えるクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)は前節に続いてラグビーワールドカップ2019™日本大会出場の3選手をはじめ豪華なメンバーです。前節は神戸Sに惜しくも敗北しましたが、相手を圧倒するFW陣は変わらず安心して見られます。
私のこの試合の注目はHOマークス選手です。開幕戦に間に合わなかったマークス選手が合流10日あまりにして初先発で登場です。前節に続きセットプレーだけでなくランもトライも期待できるマークス選手からは目が離せません。🥰
対戦するNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)は直前の選手交代がありつつも、魅力的な選手が揃いました。今シーズンを前に大幅増強をしたGR東葛は、「わっ!!この選手も!この選手も!」とミーハー心💕が隠せません。
この試合で楽しみな選手はたくさんいますが、一人だけ上げるとCTBレメキロマノラヴァ選手です。ラグビー日本代表でもフェラーリと称される松島選手と両翼を成すパワー系WTBだったレメキ選手が今シーズンはGR東葛に合流しました。パワーのあるS東京ベイのFW陣の激しいタックルをどう躱してトライまで持ち込むのか?パワーとスピードが間近で見られるのが楽しみです。
えどりくに到着前からテンションUP↑↑
ついにやってきました、えどりくホームゲーム。
そのワクワクは、最寄り駅の西葛西から始まります。
新聞の号外なのだから、ゆっくり出かけたってもらうことができるだろうと分かっていても少しでも早く手に入れたくて、配布時間の11時に合わせて西葛西駅に到着しました。まだ準備が出来上がりきっていないスタッフさんにお声がけしてGet!Twitterの通りなんだけど間近で見ると裏面のラピースがかっこよさ度倍増です。保管用にもう1部いただきました。サンスポさん、ありがとう!!
えどりくはオレンジ一色🍊
ジャパンラグビーリーグワンのホームゲームではお馴染みになっている選手ののぼり旗。S東京ベイもしっかり立ってます。
他のチームよりちょっと少ない??と思ったらどうやら試合登録メンバーだけのようです。毎試合毎に楽しみですね。
ラインナップはホームでも控えめ。
この試合のスポンサーであるおれん家ふぁーむ、地元江戸川区のお店が会場を盛り上げます。
会場の楽しい様子は、JSPORTSの実況をする住田アナも楽しさ満点に伝えてくれています。
さらに会場内には、S東京ベイのファンクラブスペースもあります。
ファンクラブ専用のオレンジアーミーエリアでは選手へのメッセージ書き込みフラッグやスッピー君バルーン、選手による解説などファンサービスも充実しています。
会場内はオレンジ🍊に染まりました。
試合経過
試合はほぼS東京べイペースで進みます。
SOフォーリー選手を起点としたキックで前線に進むとFWのパワーでトライ、またBKのランでトライを重ねます。
詳細はいつもお馴染み、クボタスピアーズさんのレポート をどうぞ。
試合を終えて
HOマークス選手は期待通りの驚きのプレーを見せてくれました。HOとしてのセットプレー、スクラムはもちろん、ランでも魅せてくれました。WTBレメキ選手に一番最初に反応したうえ追いつく速度は目を見張りました。観客が求めるHOの枠を大きく超えたプレーが世界No.1クラスでした。
その世界No.1HOの感動を凌駕した私のNo.1はSOフォーリー選手。元オーストラリア代表SOは司令塔として、また得点ゲッターとして大活躍でした。必見は、後半最後のFB金選手のトライにつながったプレーです。GR東葛のパスをインターセプトとしてそのまま50mのランで相手陣内に走り込みます。敵をギリギリまで引き付けておき、後ろからフォローしてくる金選手バックフリップパスでつなぎます。フォーリー選手が敵を引き付けたことで進路がい空いたキム選手が走りきってトライを決めます。思わず「ええええーーーー!?」と声が出っぱなしでした(上の動画で3:50~4:00の10秒間は必見です!)
一方のGR東葛はCTBレメキ選手のプレーがすごい。クボタファンの友人が「今日は、マジで”レメキスゲー”って思った」というプレーは強くたくましく献身的でした。ボールを持って走るのは期待通りなのですが、気づけはFW戦にもBK戦にも参加し攻撃されればどこにでもタックルに行きます。それほど強くないチームの中でエースと期待されているレメキ選手だからこそ、どこでも何でもやる。1つ1つで活躍が光る新しいレメキ選手のプレーに目が釘付けでした。
日本の決して大きくはない会場で間近でこんなに巣荒らしいプレーの数々が見られるとは!改めてリーグワンに感謝しました。
オレンジアーミー🍊がいる理由(わけ)
試合以外で感じたこと
いま会場を埋めるオレンジのベースボールシャツ。他のチームが今年配布して試合で観客が着るのではなく、昨シーズンに会場で配布したシャツです。一度会場で着ただけでは捨てられないほどしっかりした造りなので、多くの方がおそらく「せっかく会場に行くなら持っていこう」とまた今年も会場で着ています。
またこの試合では、お金をかけるだけがファンサービスじゃないということを気づかせてくれました。こういう優しさでまた1つS東京ベイを好きなところが増えていきます。
こうした1つ1つの積み重ねが他チームがうらやむ「オレンジアーミー🍊」を作り上げています。ありがとう、S東京ベイ。
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