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ラグビーと新型コロナウイルスによる肺炎

世界中で流行、WHOによる「パンデミック」宣言が出た、新型コロナウイルスCOVID-19。ラグビー界も例外ではなく影響が出ています。

ラグビー界への影響 ~ JRFU発表

3/18付けで以下の対策が出ています。

・合宿等、代表活動中の選手および協会関係者への取材・ファンサービスを当面実施しないこと(3月9日現在継続中)。
・日本協会主催の各種講演会・研修会等を3月末まで延期・中止すること。
高校生以下の大会を4月5日までの期間、延期・中止すること。第21回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会の中止。
・2019年度高校日本代表が3月15日~28日実施予定であったウェールズ遠征の中止。及び、U18ウェールズ代表戦(3月18日実施予定)、U19ウェールズ代表戦(3月21日及び25日実施予定)、また遠征直前合宿(3月11日~15日実施予定)の中止。
・4月25日、26日に味の素スタジアム(東京)で予定していた「アジアセブンズインビテーショナル2020(Asia Sevens Invitational2020)の中止
・4月28日から5月5日に開催を予定していた「サニックスワールドラグビーユース交流大会2020」の開催中止

ラグビー界への影響 ~ ワールドラグビー

世界ラグビーの中枢 WORLDRUGBY(ワールドラグビー)は、2020年前半くらいまでの試合を中止または延期しています。

・5月開催 7人制ラグビーのワールドカップロンドン大会、パリ大会は9月に延期
・男女とも7人制ラグビーのワールドカップの昇格大会は、2020年後半まで延期
・2021年女子ワールドカップ、2023年男子ワールドカップ予選延期
・7月にイタリアで開催予定だった男子のU20チャンピオンシップ中止

ラグビー界への影響 ~ 各リーグ

ジャパンラグビートップリーグ

3月以降の第7節、第8節が延期。
さらにコンプライアンス教育のため、第7節(代替)、第9節、第10節も中止となりました。すでに販売されたチケットは全て払い戻されます。

スーパーラグビー

日本を本拠地とするヒト・コミュニケーションズサンウルブズは、国内第3戦(ROUND5)、第4戦(ROUND6)がオーストラリアに開催地を変更しました。国内第3戦、第4戦のチケットは払い戻し、または寄付(寄付をすると、当日配付される予定だったレガシーが送られてくる)を選択できます。
さらに、ニュージーランドにおける「入国者の14日間の自主隔離」の発表を受けて、ROUND8以降は一旦中断となりました。中断の期間は未定です。以降の国内での試合が中止・延期になった場合のチケットの取り扱いは、3/18時点では未定です。

シックスネーションズ

感染者が急増しているイタリアでは、ROUND4のアイルランドvs.イタリアの中止に続き、最終ラウンドとなりROUND5は、3試合すべてが延期が決定されました。
ヨーロッパでは、さらに欧州のセカンドグループ「ラグビーヨーロッパ・インターナショナルチャンピオンシップ」の最終節が中止、その他にも各国で開催されるリーグ戦も中止や延期になっています。

自分がコントロールできることに注力する

「自分がコントロールできないことに気を取られないこと」
「やれるべきことをやる」
各選手、ジャーナリスト、組織の中の人が動いています。その中で話題となっている稲垣選手のコメントが話題を呼んでいます。

#私たちがラグビーにできること

稲垣選手を初めとするコメントにある通り、「今、ここ」に注力してできることを考えたいですね。



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