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ラグビー日本代表2024シーズン始動 - 宮崎合宿メンバー発表

【注意】
本記事は発表された5月30日及びその情報をもとに報道された6月3日時点までの情報です。追加招集についての記載はありません。ご了承ください。

NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24が終わり、日本代表シーズンがやってきます。
5月30日(木)にシーズン後初となる本格的な日本代表合宿のメンバーが発表されました。発表と同時にエディー・ジョーンズヘッドコーチによる記者会見も行われました。

菅平合宿メンバとの比較

宮崎合宿に先立って、リーグワンのプレーオフ及び入替戦期間(2024年5月20日(月)~29日(水))に行われた菅平合宿メンバ(トレーニングスコッド)と比較すると以下の通りです。

菅平合宿トレーニングスコッド33名から宮崎合宿にメンバーに入ったのは13名(トレーニングスコッドを入れれば14名)。菅平でのセレクションが激しかったと想像できます。

ただし、エディー・ジョーンズヘッドコーチは、あくまでも合宿+イングランド戦のメンバーを想定してとして発表されていて、日本代表メンバーとして固定されていない模様です。
また、トレーニングメンバーとチームコンディションに応じて随時、日本代表に招集される可能性のあるバックアップメンバーが発表されました。

数字で見る宮崎合宿メンバ

RWC2023との比較

ラグビーワールドカップ2023™フランス大会の登録メンバー33名のうち、今回入ったのは15名。その中でも、リーチ選手は4大会、松田選手と坂手選手は2大会出場しています。

キャップ数

33名中、まだ日本代表として試合に出ていない(=ノーキャップ)が12名。10キャップ以内の選手が14名と経験はかなり少ないチームと言えます。
その中でリーチ選手、坂手選手、松田選手のキャップ数が突出しています。

年齢

平均年齢が25.4歳と若返りました。
注目は大学生のHO佐藤選手とPR森山選手。ワールドカップを見据えると次だけでなく次々大会まで中心として期待できる若手が入りました。
一方で最年長は一人飛びぬけてリーチ選手の35歳です。リーチ選手が初キャップを獲得した2008年には、大学生の二人は小学校中学年(7-8歳)の差です。

ポジション

専門職のプロップ(PR)・フッカー(HO)・スクラムハーフ(SH)は各3人。それ以外は複数ポジションでカウントしました。

バックファイブ(LO/FL/No.8)では、ほぼ専門職なのはLOのディアンズ選手とワクァ選手ですが、LOはその他にもファカタヴァ選手やサウマキ選手もポジションに入ります。FL/No.はLOの専門職の二人以外は全員がポジションに入ることが可能な大混戦です。
フルバック(FB)の専門職選手はおらず、一方でスタンドオフ(SO)の3名に加え、バックスに整理したメンバでもフルバックを担当します。
今のラグビーを反映して専門職が必要なポジション以外は「複数ポジションができる」選手が揃っています。

合宿スケジュール

日程:2024年6月6日(木)~ ※集合日 
会場:「宮崎県屋外型トレーニングセンター」

宮崎をベースキャンプとして、メンバーを交代しつつ各試合をプレーしていくスタイルのようです。そのため日程の終了日が明らかになっていません。
今後、公開練習や練習スケジュールが明らかになると思われます。

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