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【BR東京】きゃ〜❤ラグビー選手に「お姫様抱っこ」してもらった話

NTTジャパンラグビーリーグワン2022-23も残すところ入替戦とDIVISION1プレーオフトーナメントのみとなりました。

今シーズンも毎週のように試合観戦をしました(は、いつかまとめたい)。心に残る試合、プレーはたくさんありますが、試合以外で今年一番印象的だった

「お姫様抱っこ」してもらった話

について思い出を残しておきます。


「お姫様抱っことか、生きてる中でもそうそうされないですよね???」

とコメントしたのは、JSportsの人気ラグビー情報番組『ラグビーわんだほー!』のMC浅野杏奈さん(杏奈ちゃん)。

その通り!私はされたことがありません。
女性なら一度は憧れる(かもしれない)お姫様抱っこ。とはいえ、それは現実世界にではほぼ起きない…。
その夢をリコーブラックラムズ東京(BR東京)に叶えてもらいました。

黒羊の祭典 あなたの"夢"叶えます

第15節はBR東京にとって今シーズン最後のホームゲーム。BR東京ではこれまでになかった観客10,000人越えを目指して「黒羊(ラムズ)の祭典」と題されました。
プレゼント、イベント、ノンメンバー選手によるサインや写真のファンサービス盛沢山。

その中でファンクラブ向けに募集されたのが「あなたの”夢"叶えます」でした。

第15節 トヨタヴェルブリッツ戦「あなたの夢かなえます」募集のお知らせ
2023.04.05

いつもブラックラムズ東京を応援いただきありがとうございます。
4月16日(日) 第15節 トヨタヴェルブリッツ戦にて、『黒羊の祭典』特別企画として「あなたの夢かなえます」を実施いたします。「一度でいいからブラックラムズ東京にかなえてほしいこと」「ブラックラムズ東京と一緒に実現してみたいこと」を募集し、会場にて皆様の夢をかなえるお手伝いをいたします。皆様が日頃思い浮かべている「あなたの夢」を熱い想いや理由とともに教えてください。ご応募お待ちしております。
例:選手とパスしてみたい、選手にタックルしてみたい、メンバー発表のアナウンスをしてみたい、など。

対象はファンクラブ会員(有料、無料不問)。
Googleフォームから”夢”と基礎情報を送るだけの簡単な申し込みでした。

「こういうのってご家族とかお子さんとかが当たるんだよね」

と、他人事として一度は読み流したのですが、でもせっかくの機会なので、自分のチームも楽しめそうなことがないかと考えました。

自分とチーム、周囲が「三方良し」になること
「さすがラグビー選手!すごい!!」って思えるもの
ご迷惑かからない程度の規模と時間
「こんな要望がないと、考えないだろうなぁ」という夢というより"野望"

考えて考えた答えが「FWの選手にお姫様抱っこされたい」でした。
これまで生活していた私には全く縁がない、でも屈強なラグビー選手なら余裕でできそう。どんなことになるのか全く想像つかないまま、申し込みをしました。

この時点では、絶対当たらないだろうから…とのんきに思っていました。

え?当選?
ほんとにやるの?緊張してきた。

数日後、見慣れない電話番号の不在着信と、1通のメールが。

【ご当選】4/16(日)トヨタV戦「あなたの夢かなえます」

この度は4/16(日)トヨタV戦「あなたの夢かなえます」にご応募いただきありがとうございました。
厳選なる抽選の結果「あなたの夢かなえる」事となりましたのでお知らせいたします。

え?え??え???えーーーーー?!!!
更に丁寧な連絡電話をいただきました。応募の経緯や「夢」を選んだ理由などを聞かれて緊張をほぐれたところで、注意事項や当日案内をいただきました。
選手は当日までのお楽しみ。

でもこの時点では、「端の方でちょろっとやるだけでしょ」と緊張するもののまだまだのんきに思っていました。

え?ステージ上?
恥ずかしさと緊張で眠れない(誇張)

いよいよ3日前になり、集合場所と時間の連絡が来ました。

添付された集合場所の地図を見ると、イベントの舞台袖。
そして当日11:00~13:00までステージでは『日曜劇場 ノーサイドゲーム』出演者トークライブや選手登場のイベントが予定されていました。

「え?まさかのステージ上?」

いやいや…. そんなことしないよね。
夢をかなえてもらう人はたくさんいて、舞台の横の空きスペースを使ってステージ登場前後の選手に”ちょっと”やってもらうだけだよね、お姫様抱っこは10秒くらいだし(と心の中で必死に否定)。

前日の年間シート購入者向け公開練習で広報スタッフさんに確認しました。

「ステージ上ですよ。
 黒を着てきてくださいね。それだけが心配です。」

私のSNSを見ていただいてるスタッフさんのご心配さすがです。
どちらかといえば、地元・愛知県のトヨタV贔屓ではありますが、BR東京のイベントにそんな失礼なことはしませんよ。

じゃな・く・て!!! ほんとにステージ上なの?!

ほんとにステージ上、というかステージのイベントの一環なのですね。
前日から当日イベントまで恥ずかしさと緊張が高まり、ほかのことがあまり手につかなくなりました。

緊張募る舞台裏

衣装は黒(BR東京ベースボールジャージ)でいよいよ集合場所に向かいます。私のお姫様抱っこの他には

・選手とパスがしたい
・選手の腕にぶら下がりたい
・選手と家族写真が撮りたい

総勢6組がそろいました。

ステージ上のイベントが押していて待ち時間が長くなってきたところで、JSports『ラグビーわんだほー』のMCの皆様が登場します。あんなちゃん、近くで見るとマジ顔小さくてお人形さんみたいにかわいい💛

ラグビージャーナリスト村上さんにご挨拶したら
「あー。お姫様抱っこね。(微笑)」
ステージ原稿に書いてあるから、お姫様抱っこがあることはご存じなのは当然ですが、笑顔が気になりながら(笑顔の訳は後から発覚する)、ちゃっかり『ラグビーわんだほー!』チームに記念写真をお願いしました。

夢かないました!!(いっぱいいっぱい)

「あなたの夢をかなえます」コーナーになり、選手が登場。
大好きで尊敬するFB中澤選手がいる。近くで見るとますますかっこいいな… FWだったらHO森選手、PR中村選手 「腕にぶら下がる」のほうがもっと力が必要そうだから中村選手かな、じゃぁ私は森選手って言おうかな…

と思案ながらステージへ。

ステージになって観客の皆様を前にしてからは、あまり覚えていません。おMC杏奈ちゃんに「お姫様抱っこしてほしい選手は?」と訊かれて

「中澤選手」

と出てしまいました。
後から振り返れば ”ここは「森選手」でしょ。そもそも「FWの選手」で指名しているんだから、中村選手と森選手は想定して準備していたでしょ。” ではあるのですが、ステージで舞い上がってすっかり忘れていました。

それ以降はさらに覚えていませんが、中澤選手に(重くてゴメンナサイ…の)申し訳ない気持ちや緊張や恥ずかしさが混じったで微妙な表情のまま、お友達に写真を撮っていただきました。

(話はちょっと脇道に)
中澤選手、マジで尊敬する選手です

今回、お姫様抱っこをしていただいた中澤健宏選手は、異色の経歴の持ち主です。
対抗戦(当時は対抗戦B)に参戦する立教大学で活躍したものの、社会人ではラグビー選手を選択せず銀行員+銀行のラグビー部所属として就職します。支店で営業を務める会社員生活をスタートさせました。

そんな中澤選手に転機が訪れます。ラグビーワールドカップ2015™イングランド大会の日本vs.南アフリカ戦で衝撃を受けて一念発起、リコーブラックラムズのテストに合格し、再びラグビーの世界に戻ってきました。

選手に加え銀行で培った社会人としての力をリコー社員として発揮、営業マンとラグビー選手の両立しています。

「ブライトンの奇跡」に衝撃を受けても実際に行動に移す人がどれだけいるでしょう。その中でさらに行動が叶って復帰した選手は何人いるでしょう。
その熱意と行動力、達成する力を尊敬しています。

尊敬して憧れる中澤選手に夢をかなえていただき、感無量でした。

後日、更に拡散 by ラグビーわんだほー!

私のお姫様抱っこの後に、JSportsのMC陣では杏奈ちゃんが「私もお姫様抱っこされたい」→村上さんが杏奈ちゃんをお姫様抱っこするほほえましいシーンが見られました。カワイイ子がやるのはいいですねぇ。
(自分が終わって他人事でほのぼの見ている)

と思っていたら、そのシーンの前座で番組に使っていただき、更にはSNSでも公開されました。

ああ… 恥ずかしい。
始まる前の村上さんの笑顔はこれだったんですか?知ってたんですか??

恥ずかしさを通り越したら、記念の映像を残してくださったJSoprts『ラグビーわんだほー!』さんへの感謝があふれてきました。
良い記念・一生の思い出になりました。ありがとうございました。

【御礼】BR東京スタッフの皆様、中澤選手へ

この度は、私の”夢"を叶えていただきありがとうございました。
まさか自分の夢をかなえていただけると思わず、当日は緊張と恥ずかしさと中澤選手への申し訳なさで微妙な表情となりました。広報できそうないい写真にできず心苦しいばかりです。

今シーズンはBR東京ファンの友人に誘われて、年間シートを購入しました。ラグビー観戦歴は長いですが、これほど多くBR東京の試合を見たシーズンは初めてでした。
駒沢や秩父宮のバック1列目からかぶり付きで観戦するBR東京のプレーはいつも私をワクワクさせてくれました。華麗というより愚直なプレーはつい手に力が入り、気が付けば「おせーーー!」と声を出して応援していました。

試合以外にもホームゲームでのイベントやファンサービス尚の企画の数々は、毎回行く前から楽しみにしていました。年間シートの先行入場をフルに使って楽しみました(金曜日には会社を早退してバック席一番乗りをしたこともありました)。

そうして今シーズンの観戦を重ねるうちにすっかりBR東京が大好きになりました。さらに夢をかなえていただき、「これ以上BR東京を好きになったらどうしよう」とnote神戸S担当、愛知県出身(トヨタV、S愛知推し)として好きなチームが増える嬉しい悩みができました。

今シーズンはお疲れさまでした。
来シーズンも会場で試合を観戦できること、BR東京の選手・スタッフの皆様にお会いできることを本当に楽しみにしています。

本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

(最終日、投票しましたよ!)



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