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【RWC2023】出場チーム紹介④ プールD

日本(ジャパン)はプール戦突破なるか。
強豪イングランドとアルゼンチンに挑む。

ラグビーワールドカップ2023™フランス大会の出場チーム全20チーム、プールごとにチームや注目選手を紹介します。今回は最終回プールDです。

前回大会で大躍進した日本とラグビー発祥の地・イングランド、南半球の強豪アルゼンチンの三つ巴から抜け出す2チームはどこか?
さらには上昇気流で世界ランキングが日本よりも上位に来たサモアが奇跡を起こすか?

チーム紹介

イングランド

ラグビー発祥の地。200年前にエリス少年がフットボールの試合でボールを持ったのがイングランドのラグビー校だ。
前回大会準優勝の伝統国も前回大会以降は苦戦し、世界ランキングを8位まで落としました。大会直前の2023年に入り、ヘッドコーチを交代し再強化を図っていますが、大会までに間に合うか?

日本

我らがジャパン。目標は「優勝」。
前回大会準々決勝進出だったことからバンド2(5-8位集団)となったが、コロナ禍で試合が組めずランキングは苦しい14位。
2023年の合宿は「これまでにない」と選手が言うほど厳しい練習で鍛えられたフィットネスとスキルで、大型選手の多い世界のチームに挑む。

アルゼンチン

ハイパフォーマンス・ユニオン(Tier1)ながら、抽選会時点の世界ランキングからバント3(9-12位集団)に入ったアルゼンチン。現在は格下となる日本と同じプールになり優位に試合を進めることができるか。
従来からの高い身体能力、フィットネスに加えチェイカ監督のもと、南半球の強豪国と切磋琢磨し規律を磨いており、これまでとは違ったアルゼンチンラグビーを見せています。

サモア

オセアニアの強豪サモア。大柄な選手の個々の力が強いチームであり、それでいてチームになると機動力を生かした攻撃を展開するのが特徴です。
ワールドラグビーの規定変更に海外で活躍したベテラン選手がチームに加入、7月のパシフィックネーションズでは日本を撃破、8月にはアイルランドを追い詰める試合をし、現在上昇気流に乗っています。

チリ

南北アメリカの第2代表でW杯に初出場。
ほとんどの選手がチリ国内のリーグに所属、ほとんど情報がありませんがスクラムが強いという話が聞こえてきています。8月21日現在の世界ランキングが22位と今回出場国最下位ですが、日本の初戦の相手として油断はできません。

世界ランキング(2023.8.28時点)での各チームの位置

6位 アルゼンチン
8位 イングランド
12位 サモア
14位 日本
22位 チリ

2021年の抽選会の時からの順位の変動が大きいプールD。上記の地0無紹介が抽選会当時の順番なのでアルゼンチンの躍進、日本の沈下が目立つ。前回大会ではトーナメント進出できなかったアルゼンチンは悲願達成か。ラグビーの故郷の威厳をかけたイングランドは?その中で4番手に甘んじている日本の浮上は? 展開が読めないプールDです。

個人的注目選手3選

日本選手は別特集で取り上げるため、日本以外の選手に注目。

イングランド: SO/CTB オーウェン・ファレル選手

伝統国イングランドのキャプテン。前回大会後にいったんキャプテンを離れたもののチーム不調の改善策として再びキャプテンに任命されました。
強力なディフェンスや正確なキックなどのラグビースキルはもちろん圧倒的なリーダーシップでイングランド代表をまとめます。
バッドニュースは、先日の試合のレッドカードのためW杯も2試合出場停止、日本戦には出場しません。
父であるアンディ・ファレル氏はアイルランド代表ヘッドコーチ。イングランドとアイルランドが勝ち上がれば決勝で親子対決となります。

アルゼンチン:FL/No,8 パブロ・マテーラ選手

前回大会はアルゼンチン代表キャプテンとしてチームを率いたマテ0ら選手。キャプテンは退いたものの体を張った強いプレーは健在。一人で敵をしっかり止める強いタックルからのジャッカルは脅威です。
リーグワン・三重ホンダヒートに所属。三重Hの DIVISION1への昇格に貢献。普段は笑顔のかわいい一面も。


サモア:SO/CTB クリスチャン・リアリーファノ選手

元オーストラリア代表で、ワールドラグビ-の規定変更により2023年から両親の故郷であるサモア代表としてプレーをします。NTTコミュニケーションズ・シャイニングアークス(現・浦安D-Rocks)でもプレー経験あり。
2016年サントリーサンゴリアスへの入団直前に発症した白血病を克服し、代表レベルでのプレーに復帰した。前回大会はオーストラリア代表として出場しました。

プールスケジュール

9月9日 (土) イングランド - アルゼンチン@マルセイユ
9月10日 (日) 日本 - チリ@トゥールーズ
9月16日 (土) サモア - チリ@ボルドー
9月17日 (日) イングランド - 日本@ニース
9月22日 (金) アルゼンチン - サモア@サン=テティエンヌ
9月23日 (土) イングランド - チリ@リール
9月28日 (木) 日本 - サモア@トゥールーズ
9月30日 (土) アルゼンチン - チリ@ナント
10月7日 (土) イングランド - サモア@リール
10月8日 (日) 日本 - アルゼンチン@ナント


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