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リーグワン初代MVPは堀江翔太選手、NTTリーグワンアワード2022

感動の決勝戦の翌日、NTTジャパンラグビー リーグワン2022の年間表彰式「NTTリーグワンアワード2022」が開催され、各賞が表彰されました。
チーム、選手の皆様おめでとうございました。

気になった賞をご紹介します。

初代MVP - 埼玉WK堀江翔太選手

初代MVPに輝いたのは、埼玉パナソニックワイルドナイツHO堀江翔太選手でした。36歳のベテラン、今季はリザーブスタートが多く、後半出てくるときには敵味方関係幕会場中のファンが「待ってました👏」と大歓声で迎える選手でした。そしてチームも観客も裏切らない素晴らしいプレーで魅了してくれました。

堀江選手はベストフィフティーン、プレーヤー・オブ・ザ・シーズン(D1)の3冠に輝きました。

新人賞 - S東京ベイ 根塚洸雅選手

新人賞はクボタスピアーズ船橋・東京ベイのWTB根塚洸雅選手でした。2/26の第7節に登場すると、その後は連続10節+プレーオフ2試合に出場を続け4トライを上げました。トライ数は少ないものの、ボールを持ったら縦横無尽に走るプレーを見せてくれました。その結果、新人賞とともにライン・ブレイカー(相手のラインをブレイク(突破)した回数がもっと多い選手)、ベストフィフティーンにも選ばれました。
表彰式では「一試合一試合成長し続けた結果、ここに立てている」と振り返りました。

ベストホイッスル賞 - 久保修平レフリー

今シーズンは良くも悪くもレフリーが注目されたシーズンでした。TMOの積極的な導入やワールドラグビーによる指導(があったとか)、また選手のレフリー転向プロジェクト(滑川さん)など、レフリングもメディアで取り上げられました。
その中で、ベストホイッスル賞は決勝でレフリーを務めた久保修平レフリーでした。

コメントではレフリーを代表して「13番目のチームとしてよりよいゲームを作るために頑張ってきました。」と述べられました。

ベストフィフティーン

出典 リーグワン

優勝した埼玉WKから5人、準優勝の東京SG から2名のほか上位チーム以外からも選出されました。

出典 リーグワンチーム写真から選手写真を参照

新人賞から36歳のベテランまで幅広く選出されました。
各国代表としては5か国(日本、イングランド、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド)のスター選手が日本で一堂に会しました。写真を並べてみるとそれぞれの選手のプレーを思い出します。実感してみると本当に豪華なメンバーです。

プレーヤーズ・チョイス・プライズ

プレーヤーズ・チョイス・プライズとは、リーグワン全24チームに所属する選手たちが投票して受賞対象選手を選ぶ賞です。選手たちが試合の中で感じたプレーや活動に対して表彰されます。

プレーヤー・オブ・ザ・シーズン
(対戦相手として、最も苦しめられた選手に贈られる賞)

各DIVISIONから選出されたプレーヤー・オブ・ザ・シーズンには選手たちが尊敬し称賛するベテラン選手が揃いました。お互いに戦う仲間が一目置く選手として投票で選ばれるのは、リーグワンが決める各賞に劣らず誇らしいでしょう。

DIVISION1 堀江翔太選手(埼玉WK)
DIVISION2 クエイド・クーパー選手(花園L)
DIVISION1 バディー・ライアン選手(宗像B)

ゴールデンショルダー
(数字には表れない、実際に受けたタックルから選ぶベストタックラーに贈られる賞)

試合会場で激しくぶつかる音を感じる激しいタックル。実際に試合でぶつかった相手が「すごい」と思ったベストタックラーに与えられるゴールデンショルダー。
DIVISION1では4月に入団した新人・山本凱選手が選出されました。

DIVISION1 山本凱選手(東京SG)
DIVISON2 野中翔平選手(花園L)、マイケル・リトル選手(相模原DB)
DIVISION3 森山 皓太選手(中国RR)

社会貢献賞
(積極的に社会貢献活動に寄与した選手またはチームに贈られる賞)

シャイニングアークス東京ベイ浦安
【Orihimeを使ったE Cheer UPプロジェクト】
が選出されました。

授賞理由は「遠隔操作型の分身ロボ、オリヒメを使ったラグビー選手と地域の人々をつなぐ新しいコミュニケーションの先進的な取り組み。スポーツの未来への可能性を感じさせた。」

実際にOrihimeを通じて障がいがあり、またコロナ禍でスタジアムに来ることができない子供たちとコミュニケーションを取りながら試合の様子を間近で感じるように見ることができる取り組みでした。

2022シーズン終了、皆様お疲れさまでした&ありがとうございました

表彰式を持ってNTTジャパンラグビーリーグワン2022シーズンは終了しました。
選手、スタッフ、関係者の皆様、長いシーズンお疲れさまでした。コロナ禍の中で始まったシーズンは、例年と違う苦労も努力も多かったと思います。その中でもラグビーを続けて、シーズン終了まで楽しむことができました。

本当にありがとうございました。


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