コミュニケーション

人が反応しやすい話に苦労話、変化話がある。
苦労話に反応する理由として、話を聴かされた方が「自分はマシだ」と実感出来るから。
人は常に比較対象を作りながら生きている。
「全ての悩みは対人関係である」とアドラーが言っていたが、比較対象があるからこそ、幸も不幸も実感出来る。
そして苦労話は『種の保存』とも関係している。
電話やスマホといったガジェットが出てきたのは長い歴史から観ると最近の事で、歴史上人類は苦労や危険を口コミで共有・回避して種を守ってきた。
苦労話や危険話は食糧難や外敵から身を守る本能的行動なのだ。


変化話に関してはコミュニケーションを取りたい人へのアプローチに使い易いトピックだ。
対象の人への興味さえあれば今の時代はSNSが普及しているので、最近のその人の動向がわかり、その動向のビフォーアフターもわかるはず。

それからコミュニケーションを取る際は「共通点を見つけよう」とよく耳にするが、逆に相違点を見つけるのも有効。
気付いた点をただ伝えるのではなく、何でも良いので2つこちらからの情報を加えて伝える。
コミュニケーションを取る際は、心掛け1つでより良いものになり得る。

#ポートドア海事事務所
#えんとつ町の海事相談室

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