チームデザイン力

少し前まで「今の時代は個の時代」と言われてました。
SNSの誕生によりヒカキンやはじめしゃちょーといった個で活躍する先駆者が現れて「企業に属さなくても生きていけるよね」とされておりました。
しかし国民が総発信する時代となった結果、個の発信が見つけられにくくなり「個の時代は終わったね」等と言われるようになりました。

じゃあこれからの時代は?
「これからの時代では同じ価値観を持った人同士や、同じベクトルを向いた人同士が協力し合い、高め合っていく事が大切だね」と言われています。
昔の日本に根付いていた助け合いのようなものです。
#対人恐怖症の僕にとっては恐れ多い
昔の日本には『集落』があり、その集落では長屋に暮らす人々がいたりして「同じ屋根の下に暮らす人々は皆家族」みたいな意識がありました。
これに準えこれからの時代は『集落の時代』と呼ばれたりしています。
他にも色々な呼ばれ方がありますが、要するに『チーム戦』の事です。

個の時代が終わりチーム戦になるということは、個から企業時代に戻るように思えるのですが、個の時代を経験した以上、以前の企業(チーム)戦にそのまま戻る事はあり得ません。
以前の『上下関係』のチームではなく、『横の関係』のチーム、個と個が協力し合う時代になるのです。

そしてこの時代に必要なもの、それが『チームデザイン力』だと思っています。
良いチームをデザインするために必要とされる2つのポイント。

1. 頑張らない人やミスした人を絶対に咎めないこと
トラブルやミスが起きた時は『システムエラー』が原因と考える。
ヒューマンエラーは存在せず、エラーはシステムが上手く機能してないから発生するのです。
#人を変えるよりシステムを変えよう
#人は簡単には変わりません
そして問題が発生した時は直ぐに報告するように。
トライ&エラーを高速で回転させ改善に繋げます。

2. 迷っても答えはないと認識すること
答えのあるものって、よく考えたら個で解決できるものなのです。
チームで考える必要なんかありません。
答えがないものにこそ、本当の迷いが生じるです。
迷いに直面したら、チームで弾き出した答えを『力ずく』で正解に持っていくのです。
そのためには努力が欠かせません。
時代の先駆者達はよく「どうして未来がわかるのですか?」と訊かれるそうですが、彼等に未来が見えている訳ではありません。
未来を彼等の創造する世界に近付けているのです。

リーダー論のようにも聴こえますが、これは上下関係ではなく横の関係の話。
だからリーダー論ではなくチームデザイン論なのです。
ビジネスだけでなく家族間でも必要な能力だと思っています。


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