ブラックジャック精神科医シムラ【カクテルパーティー効果】

どーも、ブラックジャック精神科医のシムラでございます。ブラックジャックというだけあって持ってませんよ、医師免許。
医師免許は持ってないですが、ブラックジャック的精神論を伝えて参ります。というワケで本日は【カクテルパーティー効果】について。

カクテルパーティー効果ってそそられる名前ですよね。
カクテルとパーティーの2つのことを伝えてるのか、それともカクテルパーティー1つのことなのか。
いずれにしても「カクテル」とある通りお酒が関係しています。
【お酒】と言えば日本人に馴染みのある居酒屋って世界では珍しい酒場なんです。
国外で、酒場と言えば【Bar】ですよねぇ。
襟付きのシャツやドレスを着てBarに行く。
パリッとした感じがありますよね。
それこそカクテルが似合いそう。

一方の日本の文化である【居酒屋】はと言いますと、仕事帰りのだらしない格好にビールがお似合い。
居酒屋では靴を脱いで座敷に上がって酒を飲む。
欧米では家の中でも靴は脱がない文化ですから、靴を脱いでだらしなくお酒を嗜む文化は日本ならでは。
そんな酒場や居酒屋って、ゴチャゴチャしててうるさいイメージですよね。
そして不思議なことにゴチャゴチャしてうるさい場でも【自分の名前】や【関心事】はちゃーんと耳に入ってくる
この効果こそがカクテルパーティー効果なんです。
カクテルパーティー効果とは

騒がしいカクテルパーティーのような環境下でも
自分の名前や関心事は聞こえてくる

この効果は1953年にイギリスの心理学者、エドワード・コリン・チェーリーさんに提唱された効果。
男性ですのでチェリー・・・チェリー・・・というのは置いといて。
人ってのは都合が良いと言いますか、すごい良く出来てます。
自分にとって重要な情報と不要な情報を自然と分別する。
不要な情報は背景のような存在として認識する。
背景も無いと素っ気ない感じがしますからね。

人間の不思議なメカニズム、それがカクテルパーティー効果です。

ということで今日はここまで、ここまで。さようなりー

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