NFTの改ざん

みんなで管理するブロックチェーン(分散型台帳)を使うと透明性があるので情報の【改ざん】を防ぐことが出来る。
そんな認識を持っている人もいるかと思うが、実はそうでもない。
多くのNFTの画像ってのはその画像自体がチェーンに刻まれてるワケではない。
#分散型台帳に記録されてるワケではない
記録されてるのは画像自体でなく、画像が置かれてる保管庫へのアクセス道。
#URLやIPFS
フルオンチェーンNFTでない限り、保管庫の中身である画像をすり替えようと思えばいくらでも出来ちゃう。
そのおかげでクリプトニンジャでいう「バーニン(画像すり替え)」機能が実現してるってワケ!

因みにフルオンチェーンNFTとは、画像自体が分散型台帳(BC)に記録されてるNFTのこと。
保管庫を使ってないので、フルオンチェーンNFTの場合は画像自体の改ざん(すり替え)が起こらないんDAぜぇ。
でもこれは飽くまで #フルオンチェーンNFT の話。
多くのNFTではアクセス道のみがチェーンに刻まれてるだけなので、情報(画像)改ざんが起こり得る。

じゃあ何故フルオンチェーンNFTにしないのかというと、チェーンに刻める容量に上限があるのとコスト問題。
最もメジャーなチェーンであるイーサチェーンに刻める容量の上限は1トランザクション(1行為)あたり46.8キロバイトまで。
そしてコストもめちゃくちゃ高い。
だからフルオンチェーンNFTではないNFTが一般的なんDAぜぇ。

ブロックチェーン(分散型台帳)を使うと「透明性、永続性、改ざん性が担保される。」という文言を聞くこともあるだろうが、
チェーンを使うNFTとは【唯一性と正確性】を持つデジタルデータ。

ブロックチェーンは、安全性・分散性・拡張性を3つ【同時に】保てないという問題を抱えている。
#ブロックチェーンのトリレンマ
ブロックチェーンのトリレンマとは、3つの内、2つを追求すると残る1つが疎かになるという問題。
それを解決するためL2(レイヤー2)技術を使ったりと改善に努めている。

って、そんな事を言いたかったワケじゃない。
いつも言いたいことはただ1つ。
NFTはおもしれぇ、NFTはおもしれんDAぜぇ
読んで頂き、ありがとよぉ。

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