創作という名の幼馴染との気まずい関係
幼児を育てながらの連休は、さながら残機ゼロで駆け抜けるアクションゲームである。
ゼルダでもなんでも、常にゲームオーバーを連発しながらプレイする私にはなかなかハードだ。なんとか今回も生き延びた……と思っているが、実際はゲームオーバーになったままゴリ押ししているだけかもしれない。
シンプルな日記形式でnoteを書くことが減ってきてしまって寂しいので、この連休中のことを記す(自分用日記からの転記+α)。
9月14日(土)
昨日長時間残業した反動でボロ雑巾のような目覚め。皮膚科で焼いてもらった指の出来物の跡がじくじくと痛い。
マメは少し鼻水を垂らしているがご機嫌よし。午前中はがしがしと家中の掃除をして回り、午後はコーチングのセッションを一件。マメはその前に寝かしつけていたものの、セッションの途中で起き派手な声を上げていた。そのあとも機嫌が悪く、夫にシナぷしゅやアンパンマンの動画を見せてもらってようやく落ち着いていたらしかった。
セッション後、夫とマメを連れて近所のショッピングセンター(大)へベビーシューズを買いに行く。保育園から「マメちゃん、よく歩くからそろそろ靴を持ってきてもいいかも」と言われているのだ。
靴売り場に行く前に、私が腹ペコすぎたので、フードコートに寄ってその辺で買った焼きおにぎりと唐揚げを食べる。泣いて欲しがるマメにも少しだけあげた。唐揚げは食べづらいんじゃないかと思ったが、ほんのひとかけらの肉をおいしそうにしゃぶっていて可愛かった。そして気の利く夫は水を二人分持ってきてくれたものの、転んで私のジーパンにぶちまけていた。
ベビーシューズは冗談のように小さい。お人形さんの持ち物のようだ。あれこれ履かせ、12.5cmのものを買う。
最初は、私がニューバランスファンなのでお揃いにしようと思っていたのだが、結構なお値段だったからやめた。半年で5mmだの1cmだの足が大きくなるこの時期に、お揃い欲を満たすためだけにブランド価格を払うのはちときつい。夫が「親のそういう欲求を狙い撃ちしているアイテムなんですね」と呟いていた。
夜は久しぶりにピラティスへ。連日のデスクワークと、子どもの抱っこの連続で体がガチゴチだったが少し楽になった。
帰宅後は、先日読んだニュースレターで知った、エリザベス・ギルバートの『BIG LOVE』を少し読む。すがすがしいまでのエンパワメント本。TEDトークが元になっているだけあるが、ギルバート本人が元々純粋にこういうエネルギーの人なのだろう。
考えていたマニアックな小説のネタが、非常に似た形で友人の作家の元に”移動した”エピソードが面白かった。そういうことはあるだろう、と直感的に思う。
9月15日(日)
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