Vol.11 上下という関係はなくなる(実は最初から上下関係はない)というお話し ~尊敬の念と感謝の心~

 いつものLAVAネタ(LAVAからの学び)ですが、

 LAVAに会して満10ヵ月、初めて上級クラスに参加しました。初級、中級と進めてきての上級。


 ドキドキして受けましたが、なんとか無事に一時間を過ごすことができました。

 終わってみて思ったことは、初級、中級、上級、どれも集中してやると、それなりにきついし、それだけ毎回気づきがあるということ。


 つまり、どのクラスにも、レベルの高低はないし、高低を感じるのは自分自身の向き合い方によって感じることなのだということ。(上級を受けているからといって、受けていない人より優れているということは全くない、ということ)
 
 これって仕事や役割にも言えること。

 どのポジション、役割、仕事でも、アウトプットを最高にしようと意識して向き合えば、簡単なものなどひとつもない、ということ。

 それは、事務所の掃除当番ひとつとってもそう。

 そして、「わたしの役割、領域」を決めてしまって、「あれは私がやることではない」という考えがあったとしたら、それは「あれ」に対してのリスペクトがない、ということ。

 誰かがやらなくてはいけないが、いまその人がいないとき、そこに入っていけるのか?


 ラグビーでいうと、ウイングの松島幸太郎が、人が足りていない劣勢なフォワードのラックやモールに突っ込んで力を貸すというイメージ。


 「おれは走り専門だから、フォワードのサポートで力使いたくない、力を残しておきたい」とはたぶん思わないはず。いや絶対思わない。

 組織はあなたの能力を活かすポジションを任せているかわりに、彼ら彼女らにはあなたが持っていない能力を活かせるポジションを任せている。


 いわゆる「上司」は上司が出来ないことを「部下」に任せている、お願いしている。逆も同じ。

 ということは、実は、上下関係というのは存在していない、ということになります。

 VUCAの時代、上司、部下という概念はなくなっていくはずですし、そこに囚われていると、環境変化に対応できなくなります。

 おそらく、いまのいわゆる「部下」の人が「上司」に指示をする時代がもう来ています。

 ・・・

 いろいろなところに飛びましたが、今日のまとめ

 ・いま、ここ、に集中している姿は、どんなポジション、役割、仕事であっても美しく、最も尊い。
 ・だから、仕事に貴賤はない。
 ・貴賤があるとすると、仕事への取り組み方、人への向き合い方。
 ・だから、私たちはすべて対等な立場。上下関係はない。
 ・尊敬の念と感謝の心を。

ということで、
 今日もこうしてみなさんと一緒に仕事ができることに、
 そして仕事が出来る健康な心と体と環境があることに感謝をします。

 本日もよろしくお願いします。


Mikio Takaoka

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