福岡のヨガインストラクターさん

2019年8月25日(日)
 
 素晴らしい出会いをいただいた日。2019年8月25日。土橋菜美さん。「つちはし」です。LAVA福岡西新店でのクラスを受講し、担当してくださったインストラクターの方です。またお会いしたい。福岡ではできるだけたくさんのインストラクターからレッスンを受けようと考えていたけれど、菜美さんに出会って、福岡にいる間は菜美さんのクラスをたくさん受けたいと考えが変わった。
 
 朝6時50分に家を出て7時のバスに乗る。六本松で乗り換えて西新についたのは7時20分頃。8時まで昨日入ったドトールにいようと思っていたのに、なんとまだ閉まっている。

 日曜日の営業時間は開店が遅いらしく8時オープン。ではマクドに行こうといってみるとそこは一蘭に変わっている。。。遠くにフレッシュネスバーガーが見える。スマホで検索すると7時半オープンと書いている、日曜日も!いってみると開かず、ドアに書いている営業時間を見ると9時オープン。。。結局8時までどこも閉まっている西新商店街を散策した。
 
 この商店街はまだまだ個人経営のお店がたくさん並んでいて、どのお店も一度は試してみたいと思わせる、福岡らしい明るさ、純情さ、まっすぐさを感じる佇まいだ。こういう商店街はずっと残っていてほしい。そして福岡に帰ってくるたびにホッとさせてほしい。こうして存在してくれていてありがとうございます。
 
 8時にスタジオに入り、受付を済ませ、着替えてBスタジオに入る。今日も15~16人くらいの人数だ。スタジオにマットを敷き、水素水をもらいに受付に行くと、菜美さんがいらっしゃった。「お水をいただきます」といってコインをいただく。お水をいただいてスタジオの方に向かっていると背中から「お願いします」と菜美さんが声をかけてくれた。振り向くと優しい笑顔があった。「お願いします。」
 
 8時30分からのサウンドフロー・アクティブ。その前に10分ヨガ。菜美さんがとても快活でオープンな感じで進めてくれる。仙腸関節のストレッチ。菜美さんが自分の上あたりに手のひらを置いて、小指が当たるところがその仙腸関節がある部分と教えてくれた。
 
 10分ストレッチは、最初に長座の姿勢になり、お尻を動かして前進と後退をしていく運動。この時の菜美さんの説明の仕方が面白い。「肩を上下させて上体でこうやってやるんじゃなくて」という時のハッハハッハいうような顔が面白い。
 
 この人面白い!って思えた。
 
 ヨガのインストラクターというとこれまでは真面目で上品でどこかホリスティックな雰囲気を持っている人という印象を持っていたけれど、菜美さんは人間っぽくて壁が取れて安心感を持って楽しくできるという感じをその時もてた。
 
 次が両膝を立てて、膝と膝をくっつけた状態で左右の膝を交互に前に押し出す動き。この時、両膝が左右に動かさないことがポイント。菜美さんが一人一人回って矯正してくれた。僕のところにも来てくださり、膝に触れて、まっすぐな動きを誘導してくれた。ありがとうございます。もう一つの動きは両足を揃えて立ち、両腕は肩の高さにあげて、肘から先を上に曲げる。そこから片足ずつ、足の付け根から膝をひじに近づけるようにして上げる運動。5往復。
 
 8時30分から改めてサウンドフロー・ヨガ アクティブが始まる。レッスンの説明で菜美さんが「足が途中できついなと思うことがあると思います。周りの人と比べるのでなく、自分自身の体と相談して、休憩したくなったら遠慮せずにしてください。周りの人たちがやっていることと自分だけやめるというのは勇気がいることだけど、自分の気持ち、心に耳を傾けて判断、行動することがとても大切」というようなことをおっしゃったことがとても心に響いた。印象に残った。この方、菜美さんの人間性、深さを感じた。ありがとうございます。
 
 菜美さん、とにかく声がお腹から出て大きい。そして楽しそうにして声が出る。「ついていこう!」と思った。リードしてくれている、引っ張ってくれている。ハイランジのポーズで、後ろ足に体重を乗せると安定することを教えてくれて、試してみると実感した。素晴らしい気づきをありがとうございます。下半身の安定が今の僕の課題だ。
 
 月のポーズにいく前の両足を天井に向けて垂直に上げる時、僕の感覚ではまっすぐでも、実際には後ろに傾いていることを、菜美さんがサポートしてくれて気づかせてくれた。僕の腰の後ろに菜美さんが膝を当てて、菜美さんの両手で僕の足首を掴んで、まっすぐな位置にキープしてくれた。とても嬉しく、気持ちが良かった。心地が良かった。安心して包まれて守られているような感覚だった。
 
 やっぱりこの方、菜美さんはリーダーである。ついていきたい。
 
 そしてこの一時間を通して、菜美さんの声、話し方、笑い方に僕の心はどこか懐かしさを感じ続けていた。なんだろう、この懐かしさは。それが安心感だったり、心を許したりしたことに繋がるのだろう。
 
 クラスが終わり、マットを拭いて、床の汗をぬぐってスタジオを出ると菜美さんが片手タッチで迎えてくれた。そして「二本受けてくれるんですか!?ありがとうございます!」と言ってくれた。こちらこそ菜美さんのクラスがこんなに楽しいなんて思っていなかったので、二本受けれることがとてもラッキーで楽しみです、という気持ちだった。クラスで教えて気づかせていただいた「ハイランジで後ろ足に体重を乗せること」を試して実感したことをお伝えしたら喜んでいただいた。「いい気づきでしたね!グッ!」と親指をあげてくれた。ありがとうございます。
 
 シャワーを浴びて新しいシャツ、パンツに着替えてスタジオに入る。二本目は肩こり改善ヨガ。このクラスは僕を含めて4人の参加者だった。このクラスも菜美さんが担当してくれた。4人だったので、一つ一つのポーズをしっかり丁寧に見ていただいた。
 
 股関節と肩甲骨、肩関節の柔軟性は連動しているということを教えていただいた。それも右肩と左股関節。左肩と右股関節。だからサイドアングルなどで肩が開きにくいなと感じたら曲げている方の(踏み込んでいる方の)股関節を開くと、肩もそれに連動して開きやすくなるということを学んだ。確かに試してみると、股関節を開くと胸が開いて肩も開いていく感覚があった。いい気づきをありがとうございます。
 
 とても丁寧に一人一人見ていただいたので、10時45分頃「このクラスって10時にはじめましたっけ?」と僕に聞いてくれて(やばい・・・遅れている、終わらない)という笑える状況になっていることがわかった。そこがまた愛おしい、可愛かった。にくめない菜美さん。
 
 クラスが終わりスタジオの外に出る時、今回も菜美さんが片手タッチで迎えてくれた。「二本ありがとうございました!」「ありがとうございました!」そして「片方の肩の開きがしにくいというのは、反対側の股関節が開いていないということですかね」と聞いてみると、実際にサイドアングルの姿勢を取ってくれ、教えてくれた。
 
 その時の表情が、真剣に相対してくれて教えてくれている表情で、とても美しいと感じた。もう抱きしめたい。ありがとうございます。大好きです、菜美さん❤️
 
 「今日は気づきが多かったです、ありがとうございます。普段もこちらでレッスンをされているのですか」と聞くと「ここでは月に何回かで、あとはよそのスタジオでやっています」とのこと。「また来てください」とおっしゃったので「僕、普段は東京で受けていて、今日は帰省しているので来ました」と答えた。「それじゃあ、いいタイミングで会いましたね」と菜美さん。本当、いいタイミング、いい出会いを授かりました。「また、いつか、どこかでお会いできることを楽しみにしています」。
 
 シャワーを浴びて着替えて体重計に乗ると、78.6㎏になっていて、今朝測った時より1.5㎏減っていた。荷物をまとめて受付に向かっているとBスタジオをコロコロで掃除している菜美さんを見つけたので「ありがとうございました」と声をかけた。菜美さんもBスタジオを出てきて、声をかけてくれた。
 
 そして「練習してくださいね。下半身がしっかりしてくれば、ポーズも深まってくるので」と、真面目で深い表情と声で言ってくれた。愛情を感じた。ありがとうございます。靴を履いていると「ゆっくりしてくださいね、帰省中ですもんね」と優しい声をかけてくれた。水曜日までいることをお伝えすると少し目を上にして何か巡らせていたみたいな表情を。また福岡滞在期間中に菜美さんのクラスを受けにきたい。
 
 菜美さん、ありがとうございます。菜美さんのクラスを選んでよかった。大好きです、菜美さん。

 スタジオを後にして地下鉄で赤坂まで行き、スターバックスに入る。日記をつけていたが冷房が効きすぎていて、Tシャツでは首に風が直接当たって寒かったので、早々と外に出てバスで家に帰る。
 
 堤の長浜ラーメンでラーメンと替え玉をいただく。

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