図1

ビッグデータについて知っておくべき25の事実

2014年の時点での投稿なので,いまは多少ずれているかもしれないが,「ビッグデータについて知っておくべき25の事実」の翻訳と筆者のコメントをあげておく.

http://www.smartdatacollective.com/bernardmarr/277731/big-data-25-facts-everyone-needs-know

1. 2日ごとに2003年までに我々人類が生成した情報と同じ量の情報が生成されている.(まあ2003年以前は,データは紙が主流だったからね.)

2. 世界中にある情報の90%以上が,ここ2年で生成されたものである.(昔はハードディスクが高いからデータを廃棄していたからね.)

3. 2020年までにデジタル情報の量は,現在の3.2ゼタバイトから40ゼタバイトに増大する.(思ったより増えないね.計算違いじゃない?)

4. 産業界で保管されているデータは,1.2年で倍になっている.(何でも倍々に指数オーダーで増えるからね.)

5. 毎分,我々は204百万の電子メイルを送り,1.8百万のFacebookの「いいね」が押され,270千のツイートがされ,200千のFacebookの写真がアップロードされている.(最近では,ツイートだけは減っているんじゃないかな.)

6. Googleだけで,平均40千の検索がなされ,1日あたり35億の検索が成されている. (片方だけの情報で十分じゃない?1日の秒数は決まっているのだから.)

7. 毎分,約100時間分のビデオがYouTubeにアップロードされている.1日分のビデオを視聴するには,約15年かかる計算になる.(ゴミみたいなビデオは見る気がしないけどね.)

8. Facebookのユーザーは,毎日300億のコンテンツをシェアしている.(見境なくkシェアする人が多いからなー.)

9. 1日に生成されるデータをDVDに焼いたら,月に2回到達できる高さになる.(倒れないように積むのは大変そうだけどね.)

10. 世界最大級の単一データベースはAT&Tが保管する電話帳データベースであり,それは312テラバイトのサイズと2兆の行をもつ. (ちゃんとバックアップをとっておいてね.)

11. 毎日1分ごとに570の新しいウェブサイトが生まれている.(消えていくサイトも数えないとね.)

12. 2015年までに米国ではビッグデータ関連のプロジェクトのため1.9百万人のIT関連の人材の雇用が生み出されるだろう.IT関係の人材1人あたり3人IT以外の雇用を生むと勘定されるので,全体としてビッグデータのお陰で約6百万人の雇用が生まれるだろう.(あくまで2014年時点での予測なので確認が必要だけど,ちょっと楽観的過ぎたようだね.)

13. 現時点でのデータセンターの面積はフットボール場6000個分だ.(東京ドームに換算してくれないとよく分からない.)

14. 企業間では毎日12テラバイト分のTwitterのデータをモニタリングしてセンチメント分析をしている.(Twitterでつぶやく人というのは,母集団のランダムなサンプルではなく,かなり偏っている気がするので,注意して分析しないといけないと思います.)

15. モバイルネットワーク上で転送されているデータは2012年から2014年にかけて80%増加し,1.5エクサバイトに達した.そのうち53%がビデオのデータだ.(何のビデオを見ているのやら.)

16. アメリカ国家安全保障局(National Security Agency)は,毎日世界中のインターネット上を流れるデータの1.6%(約30ペタバイト)を分析している.(中国の方が多いんじゃないの.)

17. Allied Market Research社の調査によると,Hadoopのマーケットは2013年の20億ドルから,2020年には500億ドルまで上昇すると期待されている.(無料だからね.)

18. デジタル宇宙に保管されているデータをビット数で数えると,2007年の時点で宇宙区間の星の数を超えた.(天文学的という数字は意外と小さいからね.)

19. 今年(2014年)中には,世界中に12億台のスマートフォン(それはセンサーとデータ収集機能で満載されている)が溢れかえるだろう.そして台数は増え続けると予測されている.(当たり!)

20. Internet of Things (IoT)のブームは,インターネットに接続しているデバイスの数が現在の130億台から,2020年には500億台に増えることを意味する.(もっと増えるかもね.)

21. 12百万個のRFID タグ(物理世界のモノの移動を追跡しデータを把握するために使われる)が2011年までに売られてきた.それは2021年にはIoTが本格化するにしたがい2090億個になると推定されている.(もうちょっと安くなればそれも可能だろう.)

22. ビッグデータは,犯罪が発生する前に,それを予見するための使われてきた.カルフォルニアで行われた実験では,従来の方法の3倍の精度で予測することができた.(従来法が勘と経験だと3倍といっても誤差のうちだね.こういった成功事例は眉に唾をつけて,きちんと統計が使われているかを見る必要がある.)

23. ビッグデータ解析をヘルスケアの分野に用いることによって,年間3000億ドルの削減が可能になったと報じられた.これは,すべての成人と子供1人あたり年間1000ドルの削減を行ったことに相当する.(ということは,米国の病院と医者は年間3000億ドル損したのかな?)

24. ビッグデータ解析を活用することによって,小売店は利益を60%増加させることが可能になる.(私に依頼すればそのくらいは可能かも知れない(笑))

25. ビッグデータは,2013年の102億ドルから2017年に約543億ドル産業になると期待されている.(結構,控えめだね.)

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