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コロナ+災害のためのアプリ開発

とある研究部会でSPRINTを実施した.途中までだが,上のようなマップが得られた.

実際に,感染者がいる病院やホテル(もしくは自宅待機している感染者)が被災したら大変なので,事前に移送を救急車に限定しないでできるような法律の変更も必要だ.大型バスに完全防護した運転手を載せて移送しないと,現在の人数をまかなうことはできないが,たしか違法なはずだ.

この国は水だけは豊富なので,秋までには何度か水害が発生するだろう.準備のための法令改正は待ったなしだ.補助金も変なキャンペーンに使わずに,避難所かわりになる宿泊施設や,未使用の見做し仮設住宅(未使用の都営アパートやオリンピックの宿泊所など)の準備に使うべきだろう.

次回もSPRINTの続きの研究部会をするが,そこでは三密を避けた避難を補助するためのアプリ開発を行うことになる.調べたところ,災害情報を通知や避難所のマップ程度のアプリしかない.年齢,体温,緯度経度,自腹で支払い可能な額を入れると,安全・安心な宿泊施設を出してくれて,送迎までしてくれるようなアプリがあると便利そうだ.

ホテルや旅館なども自治体の補助があれば,自分たちの利益になるので登録してくれるだろう.地域外への大量移送も,コロナで仕事が減ったバス会社などが登録してくれると嬉しい.

Streamlitのコンポーネント機能を使えば,他のアプリをそのままアプリの一部として使えるので,余分な機能は自前で作る必要はない.結果を学会で発表できるといいのだが,時間的に無理かな.学生さんにも研究として手伝ってもらおう.


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