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【通信制大学での学び 第2回】大人が大学に入学したら最初にする一番大切なこと

こん〇〇は。
2回目も見てい頂いてありがとうございます。
今回は私が思う入学したら最初にする一番大切なことをお伝えします。
それは、

「卒業する!」と決意すること

えっ!とお思いかもしれません。まだ入学したばかりで何も分からないのに…とか、入学したけど仕事や家事・育児・介護が辛くて卒業どころじゃない!とか思っている人が多いかもです。
でも私は最初に卒業を意識することが、大学で学習を続けていく上でとても大切と思っています。
そう思う2つの体験がありました。

1.入学前にダンナから言われた一言

私は2018年の10月に京都芸術大学の芸術教養学科に1年次入学しました。
入学手続きを完了させ、ダンナに「入学手続きが終わりました。10月から大学生です。4年で卒業できるよう頑張ります」と言ったところ、と突っ込まれました。この一言が大きかった。
学費は自分の稼ぎから出すとはいえお金のかかることです。
4年間での最短卒業を自分でも願望していたけれど、しかしこの一言で自分勝手にやめることはもうできないという覚悟ができ、この時から「卒業(しかも最短で)」が私の大学での目標の一つとなりました。
しかし…
いざ卒業が近くなった時ダンナにその話をしたら、「軽い気持ちで突っ込んだだけだよ〜ん」と言われ脱力しましたが(笑)

2.学科長からの一言

そして入学後の2018年10月、私は入学ガイダンスで外苑キャンパスの広い教室にいました。
そこで学科長早川克美先生が挨拶で言われた一言で驚きました。

「大学入学を決意された皆さんの勇気に敬意を表します」

私はこの時「勇気ってなに…」とすごくビビりました。
自分が何か大それたことを始めてしまったのではないかと思ったからです。
確かにその後の怒涛の大学生活を思い返せば、大それたことだったかもしれません。
しかし改めて「もう後戻りはできない」と覚悟した日でもありました。

3.卒業を意識することは大切です

大人にとっての大学入学は決して「卒業」が目的ではない人が大勢います。
「授業のこの部分だけ見たい」とか
「ただ学生でいたいから」とか
「ゆっくり深く学びたい」とか
だから卒業は意識していないという人が割と多いです。

でも卒業しないと見えない景色があります。
それはやり遂げた充実感であったり、
知識を得たよろこびであったり、
興味の対象が広がることであったりすると思います。
しかし一番感じたことは、学び続けたことで自己肯定感が強くなったことです。
正直今の自分の方が大学入学前の自分より好きです。
学び続けた事が自信に繋がったと感じます。

だから、
大人なんだから卒業まで何年掛かろうといいんですよ(限度はありますけどね)
大人なんだから休みながらでも自分のペースで学習すればいいわけです。
せっかく勇気を出して入学したんです。
卒業しましょう。
そのために心の片隅に「卒業」の2文字を置いてください。