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今だから訪れたい!秋の京都で味わう、楽しむ、体験する「京の美学」

Category : TRAVEL
2020 / OCT / 25 by MIKI TAKEDA(Tailor Bijoux)

 国土交通省による予算配分の件で二転三転した「Go to travelキャンペーン」ですが、ようやく条件も落ち着き、旅行に行きやすいムードが出てきました。まだまだウィルス感染対策には要注意ですが、筆者はたまたま親族の法事の為に京都を訪れることがありましたので、これを気に本日は気になるクーポンの使い方や、京都のスポットをご紹介したいと思います。

Point! 「Go to travelキャンペーン」とは?クーポンはどう使う?
● キャンペーンの大枠は旅行代金の35%(1人当たり1泊最大で1万4000円分)の割引きが受けられるというもの。
● 旅行事業者ごとによって政府からの予算配分が決められている為、各旅行予約サイトでプランがキャンペーン対象か、割引率などをチェックしてから予約しましょう。
● さらに今回のキャンペーンで嬉しいのが、旅行代金の15%相当額にあたる「地域共通クーポン」が支給されること。これは対象プランを予約した後にURLや郵送など、各旅行予約事業者が決める方法で受け取れます。
● クーポンは「紙クーポン」と「電子版」の2種類ですが、どちらが使えるか、どちらも使えるかはお店によって異なります。クーポン使用の前にはお店の方に確認するか、出入口やレジ付近に掲示してあるスティッカーやポスターを参考にしましょう。


圧巻の佇まいと品格 「一保堂 京都本店」

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レトロな門構えをくぐったら、アンティークな茶壺がずらっと壁一面に並び、お茶の香りがふわっと漂ってきます。日本人ですらそんな「JAPAN」な体験にわくわくしてしまう。

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 喫茶室のみ利用しましたが、メニューはとにかくお茶のみ。それに和菓子付きかそうでないかを選択できます。筆者はお茶に詳しくないので、スタッフさんが点ててくれるお抹茶(濃い)のお菓子付きにしました。一口飲んで、「うわ〜目が覚める!」ソースといった方が良い位のテクスチャーのお抹茶は、濃厚で舌にピリピリと刺激を感じるくらいパワフル。それに合わせられた栗と粒あんの和菓子はお抹茶との甘さのバランスがまさに最高の組み合わせ。
 因みに筆者の連れはお抹茶(薄い)とお菓子付きにしたのですが、そちらはさらっとしていてお茶の爽やかな味が感じられる飲み心地、それに合わせた甘さ控えめの薄皮饅頭でした。たくさん歩き回った後の元気が出る一杯を試してみてはいかがしょうか。

Point! 隠れた日本イズムはこんなとこにも
 お手洗いはどこかと探していたら、小さな中庭を通って外へ。少し暗めの厠は谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』のような日本の固有の美学を想起します。都会の喧騒に慣れているとこういったちいさな発見を見逃しますよね。少し立ち止まって深呼吸するのに京都の奥ゆかしく洗練された雰囲気はぴったり。


ハイアットリージェンシー京都 

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※画像はイメージ
 Go to Travelキャンペーンもあって、普段なかなか泊まれないホテルが予約できました。繊細に揺れる竹にお出迎えされながら玄関をくぐると、組み木などの日本の伝統的なイメージの内装のエントランスに辿り着きます。また、アメニティには京都福寿園のほうじ茶などが含まれていることも嬉しいポイント。高台寺や清水寺などもほど近い東山にあるホテルは観光スポットを巡るのも最適で、京都駅までも20分程度で歩いていけます。京の魅力を感じられるラグジュアリーなホテル滞在でのんびりくつろぐことができました。

Point! 予約必至の伝統スパ体験
 日本古来の鍼灸や指圧、東洋思想をベースにしたトリートメント、天然吉野ヒノキパウダーと野草などの抽出エキスを自然発酵させた酵素浴槽、などオリエンタルな日本伝統スパ体験を楽しめます。筆者は当日予約しようとしたのですが、あいにく予約で満杯。2人以上で一緒に受けるなら事前予約が必須だったと学びました。
Point! 寺の鐘のエキゾチシズム
 筆者は夜遅くまで執筆作業を行なっていて眠りが浅くなっていたのですが、時刻は5時。突如鳴り響く鐘の音にびっくり。そして鳴り止んだと思ったらまた鳴り出したのは5時30分、これにはふふふと笑ってしまいました。近くに複数のお寺があり、古来からの伝統が息づく京都ならではですね。
 筆者はふと「あれ?この感覚はどこかで」と思ったのは、大学の卒業旅行で行ったトルコでのこと。早朝になるとどこからともなく鳴り響く鐘と祈りの歌。普段は聞くことのないその神聖な音色に、宗教は違えど「素直さ」や「信じる」という人間の行為が美しいと思ったことを思い出しました。まるで外国人になったかのように、日本のエキゾチシズムを再発見してみてはいかがでしょうか。


伝統と最新を行き来する、目指すのは「内なる美」

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 ハイアットリージェンシー京都では驚くなかれ、レストランのように書かれた朝食メニューがなんと選び放題なのです。パンケーキとサラダボウルとお魚プレートを頼むのも良し、ベーグルプレートと定食プレート(そんなには実際食べられないんだけど!)を頼むのも良し。その中で筆者が気になったのはヴィーガンプレート(写真)とコールドプレスジュースでした。スパイシーなひよこ豆をトッピングにしたアボガドや美味しくソテーされたきのこ。ケールやスプラウトなどなどもミックスされながらジューシーで甘く飲みやすいシュース。ヘルシーで意識高めのラインナップがメニューに充実していました。
 また、京都の街並を歩いていてもヴィーガンカフェなどが多く見られたんですよね。これは海外からの来訪者が多いから?世界のヘルススタンダードにいち早く合わせられるところは、古来のインナービューティーとの感覚との共鳴なのでは。美しいものを見たり食べたり体験したり。「京の美学」をこの旅で再発見することができました。


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文責 : 武田 美樹 / Tailor Bijouxオーナー兼デザイナー
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