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ここで差がつく!働く女性の「ビジネスファッションマネジメント」

Category : FASHION
2020 / OCT / 23 by MIKI TAKEDA(Tailor Bijoux)

 筆者は大学の頃まで、アートとファッションがそれはもう大好きだったはずなのに、社会人になって2年も過ぎると「ファッションなんて役に立たないから興味無いや…。」、社会人になって5年も過ぎると「オフィスカジュアルって周りの目を気にしないといけないから結局面倒くさい…。」、いつの間にかなっていったんですね。(今は違いますが)
 根本的には自己表現と結び付いていると思われるファッションとは、一度社会に出ると必要ないものとなってしまうのでしょうか。本日は働く女性のファッションを考える筆者が、明日に役立つファッションのマネジメント法について考えてみました。

「おしゃれ」はどこまで有効か?

 1975年に発行された米国のイメージコンサルティングの第一人者ジョン・T・モロイによる書籍『Dress For Success』(筆者意訳:「成功を導くビジネスファッションルール」)はたちまちベストセラーになり、続いて読者からの要望により1977年には女性バージョン『New Woman's Dress for Success』も出版されました。すごく昔の話に思えますが、その内容の普遍的価値から2018年に日本でも『服を味方にすれば仕事はうまくいく』(上記の女性バージョンの内容から一部抜粋した日本語訳バージョン)として発売されています。
 それらの本によると、ビジネス社会では清潔感こそ求められどファッション誌のようないわゆる「おしゃれ」であることがプラスに働く業種は、ダイレクトにファッション業界などクリエイティブ方面の一部業界に限られているのが現状です。
 つまり、残りの大多数の業界・職種にとって「おしゃれであること」はプラスに働かないばかりか、知らない内に評価を下げていたことだってありえるのです。

Point! あなたはフィーリング重視派?それとも実利重視派?
 どちらか一方に偏る必要はありませんが、ファッションと自分の付き合い方を今一度見直してみましょう。自分の表現として装うという信念を貫くならルールをさほど気にする必要はありませんが、「もう一歩評価を高める陰ながらの努力としてファッションの力を活かしたい」と考えるなら、相応の施策が必要となるかもしれません。


パーソナルカラー・イメージコンサルティングがなんだかしっくりこないワケ


 近年「パーソナルカラー」や「イメージコンサルティング」という言葉が至るところで聞かれるようになってきました。それはファッションだけにとどまらず、コスメやジュエリー、カラーコンタクトに至るまで、ファッション・コスメ業界を取り巻く流行のメインテーマになりつつあるといっても過言でないでしょう。
 しかし、一方で筆者の知り合いには仕事でのブランディングに活用する為にイメージコンサルティングを受けたが、「自分の骨格タイプとカラーを知ったけど、なんだか占いみたいでしっくりこなかった」という方もいました。そのギャップのワケとはこれ、いかに。

Point! 属している業界の服装ルールや文化を経験・把握していない人に任せるのは危険かも!?
 ファッションといっても本当に様々ですが、イメージコンサルタントとして活動している方は全ての業界を経験している訳ではありません。例えばモデル出身の方であればファッション業界的な魅せ方が上手いですし、一般社会だけど「おしゃれ」なファッション業界に憧れているという方もやはりファッション業界的な魅せ方に寄ってしまうでしょう。ファッションルールは暗黙のルールということも多いので(つまり経験しないと文化や周りの目線の雰囲気等はそもそも分からないので)、重要なのはゴールに合った経験値を持つアドバイザーを見つけることだと筆者は考えています。 
 また、専門機関で学んだ理論は「似合うカラーや服装を知りたい」、手っ取り早くおしゃれに見られたい」、「異性からモテたい」などという最大公約数的な目的には合致するかもしれませんが、最初の項で述べたように、筆者自身が経験した金融や外資系コンサルティング業界など伝統的なビジネスルールが強い業界ではさほど有効ではないと考えています。それよりは前述した『服を味方にすれば仕事はうまくいく』を一読した方がよっぽど役に立つでしょう。
 パーソナルカラーやイメージコンサルティングは確かに人気を集めていますが、その人気ゆえに多くの方がコンサルタントして市場参加しているのは事実です。自己ブランディングするファッション戦略に関しては大勢をどれかに当てはめる理論よりも、現状を正しく分析・理解して、個別にファッション戦略を描いてくれる相手が重要となってくるかもしれません。

筆者の考え方

 今日はちょっと力んでしまった部分もあるかもしれませんが、まずはファッションと自分の関係性を整理してみることがおすすめです。そうは言ってもあまり考え込んだり、神経質になるすぎるのも良くありませんので、一般社会で働く女性にとって役立つ基本的なおすすめポイント(例によって筆者の独断と偏見ですが)をお伝えさせて頂いて終わりにしたいと思います。

- 「おしゃれ」自体は楽しいものなので、何かに役立てようとするよりもパーソナルな喜びや癒しというソフトな感覚で楽しむ。
- ビジネスで服装から格上げしたいと戦略的に考えるなら、目的にあった方法で分析し、実践を深める。
- もしも「タレントのように見せたいならタレント出身のイメージコンサルタントを選ぶ」など自分の要望を叶えられそうだと思ったらプロに依頼するのも一つの手。

筆者のイチオシ本


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文責 : 武田 美樹 / Tailor Bijouxオーナー兼デザイナー
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