【3/20・宇宙元旦】春分図から読む「2024年に与えられる3つのテーマ」
こんばんは、深山美希子です。
いよいよ明日、3/20は春分の日ですね。
占星術においては、太陽が牡羊座に入った日を1年の始まりとしており、「宇宙元旦」なんていう表現もあったりしますが、今年は3/20がその日に当たります。
この日のホロスコープを「春分図」としていて、ここから1年の運気を表すものとされているわけですね。
私たちはこの春分図を見ることによって、どのような1年になるかを理解し、日々の生活へのひとつの視点として取り入れていけるといいなと思っています。
今年の春分図の主な特徴としては、以下が挙げられそうです。
・ほとんどの惑星が南半球に
・ASC、MCは活動宮の星座
・太陽とMCがコンジャンクションの関係に
・チャートルーラーの月が1ハウスに
・月と冥王星がオポジションの関係に
活発なエネルギーを持ち、社会へ向けた意識の強さが感じられる一方で、私たちの心の在り方にもフォーカスが当たっていくムードが感じられる配置になっています。
今回は、2024年を8の年とする数秘術の観点も加えながら、ここから1年私たちが与えられるテーマについて考えてみます。
*数秘では、2024年を2+0+2+4=8の年と考えます。
数秘術も占星術もそれぞれに、個人サイクル(個人別の流れ)もありますが、ここからお伝えすることは、私たち全員に与えられるテーマとして捉えてみてくださいね。
(1)新たな土台を作る
本格的な風の時代が始まるとされる2024年、私たちは自分の土台、つまり、
「どんなものを大事にして、
どんな人と過ごしていくことに
喜びを感じるのか?」
ということを考え、作り上げていく1年と言えそうです。
これはまさに、数秘8の年のメッセージにも通じることなのですが、
「自分にとって豊かなこと」
について、しっかりと定義していく必要があるのだと考えています。
これまでの「地の時代」において、目に見える豊かさ、それはつまり、「お金、地位名誉、物質的な豊かさこそが、豊かであることの全て」のように捉えられてきました。
しかし私たちは、ここからの「風の時代」で、これを変えていかなければなりません。
沢山のお金を稼げても、日々忙殺されるのであれば、それは豊かではないと考える人もいるかもしれませんし、地位名誉よりも、分かり合いたいと求める誰かと共感し合い、心のつながりがあることに喜びを感じる人がいるかもしれません。
(私自身も、4月から新しい生活スタイルへと変わるので、仕事とプライベートそれぞれのバランスについてまさに改めて考えさせられていて、目に見えて豊かだと測れるものだけを追うことが終わるのだと、なんとなく実感するものがあります。)
2024年に作っていく土台には、
・自分の満足感とは?
・誰かと共感し合う喜びはあるか?
・心を大事にした過ごし方を日々できているか?
といったことが重要なポイントとなっていきそうです。
私たちは、これまでやってきたルーティーンを見直して、本当の幸せな土台に向けて動き出すことが必要となるのでしょうね。
(2)揺さぶられる感情と向き合う
いわゆる「風の時代」とされる新しい時代への変化に向けて、「破壊と再生」というテーマを持ち、私にゆっくりと深い領域で変容をもたらすとされているのが冥王星。
特に今年は、何度かの逆行を経ていよいよ冥王星が水瓶座へ完全に移行するということで、「本格的な風の時代の始まり」と表現されたりもしますが、今回の春分図でも非常に存在感を見せていて、私たちはこれまで以上に、「心を揺さぶられるような1年を過ごしていくことになる」と読むこともできそうです。
そして、これに対しては数秘8が示してくれることをぜひ取り入れたいところです。
8という数字は、そのテーマの1つとして、「思考が強まる」という傾向があるのですが、実は多次元数秘の視点から見ると、
「思考でなく、直感を採用していくこと」
がテーマとされています。(しかし、テーマゆえに直感を採用できず、思考を重ねてしまうというのがその課題であったりします。まさに表裏一体ですね。)
風の時代は、情報や人との関わりが大きなテーマになる時代ですが、そういう時こそ、「私たちは自分がキャッチした直感・インスピレーションをきちんと受け取れるかどうかが試される」のではないでしょうか。
直感というのが難しいと言う方もいらっしゃるかもしれないので、そういう方は、「違和感に敏感になる」ということだけでも違うように思っています。
「なんとなくざわっとする・・・」
「ちょっと引っかかる・・・」
みたいなことがあったら見逃さない。
そんなことから始められるといいかもしれないですよね。
何かと揺さぶられることが多い中で、しっかりと自分が感じていること。
直感をキャッチしていけるかが、歩みを進めるために重要なこととなっていきそうです。
(3)現実社会で力を試す
数秘術も占星術も根底は繋がっているなといつも感じているのですが、最後の項目もまさに、数秘8と繋がっていることを感じさせられるテーマです。
今回の春分図が示す私たちの輝き方として、
「社会とつながり、
現実社会で、
自分の目標を達成していくこと」
を求められているんですよね。
昨年の数秘7の年はどちらかと言うと内向きのエネルギーだったものが、今年の8の年では外向きのエネルギーへ変わるのですが、まさに今回の春分図も、それを改めて伝えてくれているように感じます。
時代の過渡期にあれやこれや頭の中を巡らすことは、きっと多いように思うのですが(これはまさに自分も含めて・・・苦笑)、自分の頭の中だけで終わらせるのではなくて、小さくてもいいから一歩踏み出し行動してみること。
行動することって怖いことでもありますよね。
特に、土台を作り直すことを求められる1年だからこそ、その怖さは増すところがあるかもしれませんが、しっかりと現実を見て、できることからコツコツと作り上げていくことに取り組みたいですね。
現実に行動してみたからこそ、また見えるものがあって、それを元に、自分らしい土台作りを整えていく。
「土台作り」
「現実社会で試す」
この2つを行ったり来たりして試行錯誤しながら、自分がしっくりする在り方を掴んでいくように思います。
2024年、様々な変化がある中でも自分を見失わず、自分が心から望む在り方へと向かっていきたいですね!
新しいスタートを迎える方も、そうでない方も、ぜひこのタイミングで一度足元を見直して、ここからの進み方を考えるきっかけになればうれしいです。
共に進んでまいりましょう^^
〜最後に〜
私事ですが、この節目の前に、この数年オンラインでしか会えなかった数秘講座卒業生の皆さんとリアルで会うといううれしい出来事がありました♪
私が共有したい世界観を改めて感じ、喜びでいっぱいになった1日。素敵な皆様とのご縁に心から感謝しています!
2024年もどんな方と出会っていけるのか、楽しみです^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?