Physis

Physis=《自然の意》人間の主観を離れて独立に存在し、変化する現象の根底をなす永遠…

Physis

Physis=《自然の意》人間の主観を離れて独立に存在し、変化する現象の根底をなす永遠に真なるもの。古代ギリシャの哲学者たちが神話的世界観から脱却したとき、最初の主題になった。(国語辞典より)

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生命の光おくり

私たちは仕事を通して 存在することを通して 与えられたものを お返ししているだけだと ふと気づく 曇り空の 東武アーバンパークライン 向かいの席に座る人たちも 赤ちゃんだった頃 母親に愛された記憶を その細胞に宿しているのではないかと ふと思う 無意識深くに埋もれた才能も 無意識に人に与える安心も すべてが私たちの中にあって それはいつか 誰かに与えられたもので 与えられたものの種が 心臓の奥の奥で芽吹き 枯れることのない源泉となって

    • 魂のうごき

      春分の日     じっくりと、ゆっくりと 変化を経験していく 時間のある世界と 今ここに ただあり続けている すべてである世界と その2つの世界の重なりを 「現実」としてとらえて 生きていけるんだと 感じられた、やさしい日 翌日の今日 山梨は、雨 波が月によせて 雲が太陽をさらって 山は姿を消し 雨は まっすぐに 地上を目指して 落下して 私 私は 私という空間に身を置く 魂のようなものは 一体どんなふうに 動くのだろう

    生命の光おくり