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大塚健一朗との出会い

私の勤めるフォトスタジオが今日で5年目を迎えました。いい節目なので、Giveseedに至る経緯を綴ってみようと思います。

代表の大塚氏と出会ったのは約7年前。当時の私はウェディングプランナーとして勤めていた会場を退職し、突っ走ってきた数年のご褒美?とこれからの人生について考えていた時期でした。お客様に心底寄り添い、周りにどう言われてもとことん向き合うスタイルを貫いていた私。沢山のお客様に支持して頂き、喜んで頂く嬉しさは私をどんどん成長させてくれました。しかし、反面は「もっとやらなきゃ!もっと出来るはず!」と自分を追い込み、いくら感謝をして頂いても自分自身にOKが出せず
心身共に疲れ果てていました。

もうプランナーはやらない。
そう思ってた矢先、ある方から連絡がきました。「プランナーさん募集してるホテルがあるんだけどどう?もう辞めちゃうのはもったいないよ!」と。「ちなみにどちらのホテルですか?」と聞く私。「○○ホテルだよ。」
……。ん?○○ホテル?確かそこはあのカメラマンが居るホテル…。

数々のウェディングフォトの受賞歴を持つ大塚氏。もちろん当時の私もsnsでよく見ていました。写真はダイナミックで色鮮やかな新婦のベールが舞う写真が大塚さんの代表作で、当時の私は「これ、絶対合成だよね〜」なんて言ってました。笑

↑この写真です。もちろん合成ではありません

そんなインパクトある写真や、感動の瞬間を収めた写真に添えて、心打たれるメッセージがsnsにいつも上がっていたので、この人が結婚式を撮ってくれたら絶対に新郎新婦さんに喜んでもらえるだろうなぁ…と思っていたのです。
いつか一緒に仕事できたらいいなぁと思いながら。そんな大塚氏がいる会場とあって、もうやらないと思ってた気持ちはグラグラ。笑
プランナーとしても自信を持っていた私は、お話の前に一度ブライダルメンバーに会わせて欲しいとお願いしたのでした。

約束の日。
そこに居たのは男性プランナーさん2名と大塚氏でした。あ。大塚さんだ。ん?大塚さん??
と半信半疑の私。その訳は、頭はもじゃもじゃ、丸メガネの鶴瓶さんみたいな人だったから😅snsではあまり眼鏡姿を見たことがなかったんですよね。笑

はい。これです。🤣
それが初めての大塚氏との出会いでした。
その面談で色々話を伺い、私の中ででた答え。
「ここでは私の思うウェディングはできない。
温度差がありすぎる」でした。お断りしようと
思いながら帰ろうとした時、大塚氏が、
「良かったら会場案内するよ。見て行ったら?」と声をかけてくれました。
カメラマンさんが会場案内?出来るの〜?とはたまた上から目線の私。
私は新規接客が得意で、成約率も75%だったので会場案内と聞くと強気になっていたのです。

そんな高飛車の私を大塚氏は気にすることなく
会場を案内してくれました。
色んな話をしながら見学していると、とても熱く、心を大切にしている人だと言う事がひしひしと伝わってきて、もはや会場案内よりももっと話がしたい!聞きたい!となっていました。
私もこだわりがあり、新郎新婦さんに対する思い入れが強すぎて仕事を超えすぎている、一線を引け。とよく言われてたのですが大塚氏も一緒。ただ、目の前の人を幸せにしたいと願う気持ちにとても共感したのです。

そしてその日の帰宅後。
早速、大塚氏からsnsでメッセージがありました。「今日はありがとうございました。是非一緒に働きたい!ここまで同じマインドの人はいないです!石賀さんの姿勢と想い素晴らしいです。居場所は選べますが、ご縁のタイミングは選べません。大塚は待ってますよ」と。

居場所は選べるけど、縁のタイミングは選べない。かぁ…。心に響く言葉でした。
そして、考えた末、私は大塚氏と同じ会場で、
またウェディングプランナーとして働き始めたのです。この人となら最強のタッグが組める。
そう思って。

つづく…

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