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障がいを持つ私から見たSTORES

はじめまして、STORES で採用アシスタントをしている小林です。
社内ではこむこむと呼ばれています。

2022年2月に STORES にjoinし、プロダクト部門のキャリア採用&ポテンシャル採用、障がい者採用などの採用アシスタントをしています。

私自身が障がい者として joinしており、入社2年目へと突入。実際に、働いていて感じたことなどを「PX Advent Calendar 2023 Spring」に乗っかって書こうと思います。

ぶっちゃけ、joinする前は不安しかなかったです(笑)
面接で「うちは穏やかな人ばかりだよ」と聞いてはいたけれど、きっと建前なんだろうなと思っていたし、どの程度のフォロー体制があるのか不明な点が多かったし。
だけど、実際、STORES にjoinしてみて、会社全体でポジティブなコミュニケーションが多く、個性や強みを尊重してくれる環境で、私自身もjoinしてから相手の素敵な部分を自然と伝えるようになったりと良い変化があり、今も体調を崩すことなく、楽しく働けています^^

今回の記事が、同じような障がいを持つ人にとって、働く場をイメージするうえで少しでも参考になったら嬉しいです。
お茶でも飲みながら、気軽に読んでもらえればと思います^^

私自身の障がいについて

まずは、私自身のおはなしを少しさせてもらうと、前々職時代にうつ病を発症し、それから約8年ほどの付き合いになります。
体調が安定せず、休職を繰り返したこともありました。
寛解して一般雇用枠で就業したものの、体調を崩したこともありました。

症状としては、耳鳴りや頭痛、食欲減退や過食、倦怠感、不眠などが主にあり、酷く体調を崩した時は、思考がとっ散らかり他者とのコミュニケーションに支障が出たり、洗顔や歯磨きといったことすらまともにできない状態だったこともあります。
(現在は、月に1回の定期検診と処方されている薬の服用で問題なく日常生活を送れています^^)

問題なく日常生活が送れているとはいえ、「また体調を崩すかもしれない」という不安はつきまとうもの。
そのため、障がいについて理解いただいた上で働けたら良いなあと思い、今回初めて障がい者としての転職活動を行い、ご縁あって STORES へ入社しました。

入社して戸惑ったこと

私が入社して大きく戸惑ったことは3つ。

  1. どこまで自分の障がいについて話して良いのか

  2. 同じチームのメンバーのお人柄がわからず、どういうテキストコミュニケーションを取れば良いのか

  3. 誰が誰だかわからない(一致しない)

1つ目について、前提、私自身が障がい者であることや障がいについて話すこと自体に抵抗はない人間です。(むしろオープンになんでも話しちゃうw)
ですが、受け取る側として「どうすれば接すれば良いの?」と戸惑う方も少なからず、いらっしゃるのではないかと考えています。
そのため、相手との関係性が築けていない中でどの程度話して良いものか、戸惑いました。いや、今現在も若干戸惑っており、模索中です。

2つ目については、入社した時期的にオンラインでの導入研修、ウェルカムランチ。基本的にはリモートワークという状況だったので、文章だけでお人柄を察するのは難しく、戸惑いました。

3つ目については、STORES には、あだ名文化があり、○○って誰?ということがよくあり、戸惑いました。
候補者さまへ面接・面談対応者についてお知らせしたいけど、○○ってどの人?お名前の漢字は?と。
あと、オンラインMTGで顔合わせているけど、対面でお会いして全身を拝見すると、「見たことはあるけどどなただったかしら(汗)」と戸惑いました。

2.と3.についてはご時世的な要因なので、コロナ禍でご入社された方の中には同じく戸惑いを覚えた人もいたのではないでしょうか。

どういう感じで働いているのか

STORES では、障がいがある/なしに関わらず、個人の個性・強みを尊重して仕事をお任せしてくれているなと個人的には感じていて、忙しいときもありますが、楽しく働けています^^

私自身の場合、イベントの準備や当日の運営などのいわゆる "裏方仕事" が好きで、臨機応変な対応が得意だと思っており、実際に入社してからさまざまな採用イベントの準備等に携わらせてもらったりしています。
また、私自身では気づいていなかった自分の強みを上長が見つけてくれて、新しく仕事をお任せしてもらうこともあります。
たまに、自分にとっては、ちょっと背伸びした仕事にも挑戦させてもらうこともあるのですが、その際は、適宜、不安に思っていることや分からないことを伝えてサポートしてもらっています。

また、STORES がフレックスタイム制ということもあり、採用イベントを開催した次の日は、業務の開始時間を少し遅めにしたり、私用のために早めに業務を切り上げたりと柔軟な働き方ができています。
そして、個人的にめちゃくちゃありがたいのは、お休みが取りやすい環境だということ。
今までの会社では、体調を崩したときのために有給を残しておこうと、できる限り使わずにいましたが、
STORES に入社して、祝日に合わせて有給を取って連休にしたりと "体調を崩さないためにしっかり休む" という考えに、少しずつシフトできているなと感じます。(本当にありがたい)

入社後のフォローとかぶっちゃけどうなのか

STORES では、入社初日の導入研修やサポーターとの1on1はありますが、フォロー体制が万全か?と言われれば、まだまだ整備の余地があるなあと個人的には思っています。

整備の余地があると思いつつ、私自身に対してチームがどういうことをしてくれているのかを記載していこうと思います。

サポーターとの1on1に関して、私の場合、テキストコミュニケーションだけで意思疎通が取れるか不安だったこともあり、
毎日1on1を実施してもらっていて、業務に関することだけでなく、お互いの今のお気持ちやプライベートに関することなどをシェアしています。
毎日1on1を実施してもらうことで、自身の体調についてもサポーターの方にシェアができ、大きく体調を崩すこともなく働けています。
サポーターとの1on1に関しては、配属されるチームの状況やご本人の希望を踏まえて実施頻度等を相談できるのでこの点は非常にありがたいです。

時にはサポーターの方には言いづらいこともありますが、そういった場合も正直にサポーターの方に伝えています。
とはいえ、言いづらいことを伝える時は、私自身、なけなしの勇気をめちゃくちゃ振り絞って伝えているので、”サポーターには言いづらいことなどを話せる場” が定期的に欲しいなと感じることもあります。

さいごに

STORES に入社して私が体感してきたことなど個人的な内容を主に書かさせていただきました。
障がい者としての就業だと、定型業務ばかりなのでは?と思っていましたが、STORES は、障がいのある/なしに関係なく、私自身を見て、強みや個性を尊重してくれる ということ。
それは、STORES のどの職種でも同じです。
改めて、素敵な会社にjoinできてよかったなと思います。
そして、面接で言われた「穏やかな人ばかり」というのは嘘じゃなかった(笑)

少しでも、障がい者として STORES へ入社した後のイメージが伝わっていれば幸いです^^
最後までお読みいただいた皆さまありがとうございました!

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