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Goalの臨場感を上げよう

こんにちは、みきちです。

今回は、Goalの臨場感を上げると心身は勝手に動き出すんですよ、というお話。

ザックリで構いませんので読んでみてくださいね〜🙌



では、これからGoalの臨場感についてご説明するわけですが、まずは臨場感について少しお話させてくださいね。

臨場感とは、リアルに感じるという事ですよね。

では何がリアルなのか。

目に見えているもの、触っているものだけがリアル = 現実なのでしょうか?


例えば今この記事を読んでいるあなたは…

自分の瞼が開閉していること、
視界に鼻頭が常に存在していること、
呼吸によって横隔膜が上下していること。

…意識していましたか?

有名な色眼鏡の話にもあるように、私の「赤」とあの人の「赤」は違う色かもしれませんし、目を閉じて他人に足の指を1本ずつ掴んでもらえば中指か薬指かがあやふやになる。

私たちの"リアル"はいとも簡単に揺らぐものなのです。

だからこそ、リアルを感じる拠り所を変えることができるのですよ、というのが今回のお話。



認知科学の世界では、物理空間と情報空間という概念が存在します。

実際に見たり触ったり聞いたりできるものは物理空間のものであり、それ以外の目に見えないものは情報空間のものだと、簡単に捉えてください。

私たちの脳は臨場感の高い方を現実として認識しますが、大抵は物理空間に強く臨場感を感じています。

Goalを達成するには、Goalを達成した世界の臨場感を上げて、そちらを現実だと脳に認識させる必要があるのです。

そうすれば認知的不協和が起こって、頑張ろうとせずともGoalを達成してしまうようになります。



では、どうやってGoalの臨場感を上げるのか。

まずは例から見てみましょうか。


例えば「今夜はてりやきマックバーガーが食べたい!」がGoalだったとします。

この時、てりやきマックバーガーはまだ手元にありませんし、マクドナルドにすら到達していません。

しかし、心から"てりやきマックバーガーを食べたい!"と思った時、私たちは様々な想像をしています。

バーガーを食べた時の匂いや味、タレのとろみ、喉越し、胃が満たされていく感覚、「美味しい〜!」という感情…etc.

今ここにはないものに思いを馳せて、感覚をリアルに想像していく。

これがGoalの臨場感を上げる感覚です。


ここでGoalの臨場感の方が物理空間を上回り、この人の脳は「てりやきマックバーガーを食べることができた」ことが現実であり真実だ、と認識します。

そして次は、前回お伝えした認知的不協和が登場しますよ。

「てりやきマックバーガーを食べることができた」ことが正しいはずなのに、実際にはまだ手に入れてすらいない

Goalと現状とのギャップが生じていますから、無意識は正しい現実 = Goalへ向かおうと猛烈に動き出します。

そうして、今日は定時で上がろうだとか、お昼はヘルシーにしようだとか、今週は節約しようなどの予定が立ち、即行動に移していくことができるのです。


上記の例で想像してみていただきたいのですが、この時、「てりやきマックバーガーを食べる」ために努力は必要なかったはずです

むしろ、テキパキと仕事を終わらせながらも心は浮き足立ってワクワクしていたし、昼食をヘルシーにすることも当然のことだと感じていたと思います。

心からのGoalというものは、頑張ったり努力して達成するものではないのです。


さて、長話をしてしまいましたね(笑)

要するにGoalの臨場感を上げるには、達成後の世界をリアルに想像すればいい、ということです。

Goalを達成した自分はどんなところに住んでいて、周りにはどんな人がいて、どんな気分で仕事をしていてどんな言葉を使っていて…と想像してみてください。

家具の触り心地や見えている景色、光の感触、周囲の人々がくれる言葉など、五感まで感じられるとより臨場感が上がりますよ。


もしここで、「これは本当にやりたいことではないのかもしれない…」と感じても、それはそれで構いません。

自分についての理解が深まったのですから、むしろ幸いなことです。

世の中には、Goalが間違っていることに気付けないがために苦しい思いをしている人々がたくさんいらっしゃいますからね。


心からのGoalを設定し、臨場感を高められれば心身は勝手に動き出します。

それは苦しい努力も我慢も必要としない、自然で当たり前の行動です。

今こそ、やりたいことを叶えてみませんか?



みきち

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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