Photo by motoraji 140字小説『念写』 3 安曇野レイ 2022年6月28日 07:25 私には念写の力があるがまず使わない。こんなものは欲しくなかった。最近、私はインクジェットプリンタに手をかざし能力を発揮した。出力された書類を読んで、私は泣いた。弁護士は、これだけ状況証拠があれば、家内からは充分な慰謝料がとれるという。秘密があばかれるところ、誰かが必ず不幸になる。 ダウンロード copy #140字小説 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート