昭和な女　その⑥

こんにちわ。美人眉クリエイター大平美樹です。雨のGWがスタートしましたね。あまり寒くないから助かります！

昨年大好評だった「バリバリ昭和の営業」のリバイバル！

飛び込み営業しても新規獲得は全然出来なかったのに、何故か働いてる感を感じてしまい・・・

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【バリバリ昭和の営業〜その⑥】
これまでのあらすじ
…飛び込み営業初日に何もしないで新規獲得したが、赤字での契約だった。翌日からも飛び込み営業を敢行。某有名商店街をローラーするも、獲得ゼロ。ただ『働いた感』だけはすごく感じて。。。
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…
家の近くの商店街
聞いた事ある商店街
前に住んでた近くの商店街。。

もう
商店街に『飛び込み営業する』事が
『仕事なのだ』と思い込んでいた

結果は出ていないのに

私以外のメンバーは
やはりテレアポばかりで、こちらも苦戦中
しかし
唯一リーダーは『知り合いの紹介』と言う
謎のツールを持っていて
コンスタントに件数を重ねていた

当時私は
『足でかせぐ営業』こそが営業である
との
持論を持っていた。結果出してないのに…
また飛び込み営業をしていたのは私だけで
『なんだ、度胸ないな』みたいに
周りの皆を『やる気ない人達』と思っていた
典型的な勘違い野郎！

気がつけば
同僚の男性は退職していた

彼は1か月テレアポをしていくつか訪問したが
結果に結びつかず
肩を叩かれたようだった
…
まもなく2か月目が終わる頃
私は課長に呼ばれた
『自由にやっていいよ』と言った本人だ

トントン　　『失礼します』
課長は既に座っていた
広い会議室に
テーブルを挟んで課長と向き合う私

『どう？営業の方は』と課長
『はい、飛び込み営業頑張っています』私
『配属されて何件獲得した？』
『1件です』例の赤字案件だ
『頑張ったるのは分かる。
　でも営業は、結果が全てだから。
　3か月目終了までこのままゼロなら
　もう営業部にはいられないな』

えっ　…

私は絶句した
だって何より誰より頑張って
飛び込み営業してるのは私なのに
そんな私をいらないって事⁇

でも　獲得ゼロは事実だ
課長の言ってる事は正しい
両手を膝の上でギュッと握って
下を向いた

『あのさ
　今時自ら飛び込み営業やるなんて
　ガッツあるよね。それは認める』

良かった　
少しはわかってくれてる

『でもさっきも言ったけど、営業は結果が全て。
　頑張ってるのに結果が出ない。
　つまり頑張ってる方向が違うって事だよ』

方向？

褒められているのか
怒られているのか
もはや分からなくなっている私に
課長は笑顔で
こう言ったのだった

『俺と
　二人三脚で営業やらないか？』

二人三脚？

明日へ続く