ブギーバック短歌 7首

華やかなダンスフロアーの光など遠い世界で齢19

約束のように小指に包帯を巻いて今でも虜にされる

すぐそばにいるのに触れるきっかけも持てず眺める特別な唇

テーブルのピザが覚めてしまったわけは君と私と夜だけが知る

手を繋ぎ迎えた夜のはじまりはやがてひとりとひとりを産んで

本当は心がわりの相手などいなかったけど強がっていた

僕の手に嚙みついたまま囁いた言葉を覚えているよ ウソだよ

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