日本でクラブ行ったことない人がロンドンで初めてクラブに行ってみた件

どうも、べーやんです。今回はタイトルの通り、日本でクラブに行ったことがないべーやんがロンドンのクラブに行き感じたことを書いてみたいと思います。

わたくしべーやんは、幸か不幸か日本にて、いわゆるナイトクラブというものに一度も行ったことがありません。自分の性に合わなそうと思っていたのと、クラブに出入りしている男女ともにパリピというイメージが強く、なかなか入ることができない場所というイメージです。友人の中にはクラブ通いの者もいて、色々な話を聞いたことはありましたが、朝帰りがマストなので次の日を無駄にしたくないという思いが働くことが多いです。

そんななか、なぜロンドン滞在中に行くことになったかというと、語学学校のチリ出身の女友だちが、誘ってきたからです。(完全に責任転嫁。笑)当然誘われなかったら行くはずがない場所ですが、彼女が言うには今回行く場所はメキシコ系のクラブで、普通のクラブとはわけが違うらしい。そして、木曜日だから、値段も安いとのこと。自分はラテン系の文化を体感したいと思っていたので、クラブに行くことで少しわかるのではないか、さらに自分と仲の良い同じクラスのタイ出身の友だちとブラジル人、さらにイタリア人が行くというので、そのメキシコ系のクラブに行くことになりました。

入場料+コロナビール瓶5本で20ポンド(約3500円くらい)という日本のクラブに行ったことがないので安いのか高いのかもわからないまま、ゲートを通り、階段を降りると人人人、人の嵐。おそらく、来ている多くの人はスペイン語圏の国だと思われますが、中には中国人らしき女の子グループもいました。最初は音楽がうるさすぎるのと、人の多さで度肝を抜かれましたが、入ってしまったからに酔って踊りまくるしかないと思ったので、コロナビールを頑張っていっぱい飲みました。

チリ人の友達の、コロンビア人の女の子も3人きて、8人で固まりながら踊りまくりました。しかしながら、やはりラテン系の人々のダンスの切れ味は半端ない。日常的に踊っていると言っていましたが、その言葉に偽りはないかのようにリズミカルなステップと鮮やかな腰や手のムーブはアジア人には真似できないと思いました。自分とタイ人の彼は、どうにかこの雰囲気についていこうと精いっぱい頑張りました。

しかし、彼らは2時間以上休みなしで踊り続けているなか、自分は足および人口密度の高さへの限界がきて日付が変わることにフェードアウト。かなりの疲労感とともに帰路につきました。スペインはよく情熱の国と言われていますが、スペイン語圏も例外なく当てはまると感じましたし、彼らの情熱を身を持って感じることができたそんな体験でした。ちなみに、自分が帰った後も踊り続けていたチリ人の友だちは翌日の1限の授業にもしっかり出席しましたが、自分は1限はスキップして2限から出席しました。彼女曰く、チリではみんな次の日の仕事や学校は通常どおり行くとのこと。さらに、踊りあかした次の日のほうが脳がより働くとまで言ってました。おそるべしチリ人(笑)。

そして、その日には、別のブラジル人の友だちからクラブに行こうぜとの誘いが。2日連続で行くのは御免だと思っていましたが、なんと語学学校生は入場料が無料であると言われ、これは行くしかないということで行きました。笑

日本人の友だちも誘い、クラブに入場。今回のクラブは一般的なクラブであり、前日のメキシコ系のとは異なり、様々な言語話者がごった返すインターナショナルな場所とのこと。しかし、夜の10時過ぎだからか、中はまだスカスカ。来ると言っていた友達も来ておらず、逆にどうすればよいかわからなくなりました。すると、前日のコロンビア人の二人組女子とバッタリ会い、日本人男子3人と踊ることに。しかし、やはり僕らには彼女たちに申し訳ないくらいのダンスしかできず、はやく友だち来てくれーと心の中では念じていました。笑

酔いが必要だと思い、ハイネケンを注文すると、なんと6.5ポンド(800円)。日本ではどうかわかりませんが、外にあるパブでお酒を入れてくるべきであったと後悔しました。

日付が変わることにやっと、友達みんなが勢ぞろいし、15人弱で踊りました。ここで強かったのがイタリア人の男友達2人。彼らはそれぞれ女の子とともにダンスをしていて、イタリアの男かっこよ~と思ったと同時に日本人3人はそれぞれ孤独にステップを刻むばかりでペアダンスはできずじまい。少なくとも、ぼくは敗北感とともにクラブを去るという結果になりました。笑

とはいえ、この2日間でクラブに行ったことがなかった自分は貴重な体験をしました。ラテン系の人々はとにかく踊る、そして踊り続ける。そういう点では、彼らは踊ることによって日々の鬱憤を晴らしているのではないかと思ってしまいます。私たち日本人は、少なくとも自分は、居酒屋でゆったりお酒を飲みながら会話に花を咲かすほうが合っていると思いますが、彼らのように踊りあかす夜もたまには悪くないと感じた、そんなクラブデビューの2日間でした!


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