コミュニテイカフェ『こま猫屋』/あびら教育プラン#003
こんにちは!みきです!
昨日で安平町に来て、1週間が経ちました。
もう1か月くらいいる気分で、とても濃い時間を過ごさせてもらってます。
地域の人たちと関わる中で、おすすめのカフェを紹介してもらいました。
そのカフェが『こま猫屋』というカフェ。
今日は、こま猫屋さんのフィールドワークをした上で感じたことを書こうと思う。
なぜ、安平町という町でカフェを開いたのか。
こま猫屋さんのスタッフさんたちは、実は本業が他にある。
隙間時間で、カフェを運営しているそんな状態。
じゃあ、なぜカフェを開いたのかお話を聞いたときに
薬局に通っている人たちに利用してほしかったと言っていた。
店員さんたちは、元々薬局で働いている人たち。
薬局に来る人は、やはり高齢者が多いのが現状。このおじいちゃん、おばあちゃんたちが、帰るとなるとバスを利用することが多い。
しかし、安平町のバスは、1時間か2時間に1本程度。
その間薬局で待つのは大変。
薬局で何時間もすることない中待つのは、大変だからという理由でできたカフェ。
薬局帰りに寄ったり、少しでも居心地が良くなる空間で過ごしてほしいそんな想いからカフェをオープンしたという。
最初の最初は…
最初は、古民家でカフェを開く予定だったらしい。
しかし、物件が中々見つからず、たまたまトレーラーハウスに辿り着き、車両なので、家賃がかからない。それを利点として、トレーラーハウスでカフェをやることにした。
内装もすごく素敵。
奥行きがあるように見せるために、白を基調として創られている。
町民への想いが強い
ここで、働いているスタッフさんたちは、追分に住んでいるわけではない。
みんな町外から毎日仕事に来ている。
最初は、NPO法人にするつもりがなかったが、町民の人へ寄り添いたいという理由で、NPO法人にしたという。
NPOにするために、色々時間をかけて手続きをしたそう。
私は、この話をきいて、町民の方への想いが伝わってきたし、想いというものを行動に移して、形にする。そんな姿がかっこいいと思った。
想いは口に出せても行動に移せる人は中々いない。
そんな中で、行動に移しているそんな方に出逢うことができた。
カフェだけでなく…
スタッフさんたちの本業は、薬局屋さんである。
ただ、それだけでなく、カフェも運営している。
スタッフの方に教えて頂いたのは、掛け合わせること。
かけ算をしていくこと。
今回のカフェの場合、コミュニティカフェ×ソーシャルビジネスで今後展開していくというお話がきけた。
町民の方と協力して、神社の復興に携わり、色んな人がそこの場所に足を運んでくれるようにお守りなどのデザインを考えて、販売しようと計画を立てていた。
そのように、カフェだけでなく、色んな拠点があったほうがいいということを教えてもらえた。
結局は、人柄。
私が、カフェに訪れて感じたこと。
お店に入った瞬間に、笑顔で挨拶をしてくれて、私の話も真剣にきいてくれるスタッフさんたち。
何気ないおしゃべりかもしれないが、それが私にとって楽しくて、居心地がいい。
そこのカフェに来る人は、薬局の〇〇さんがやっているからと言って、町民の方が来たり、今度こんなことを町でやりたいという相談をしに来たり。
町の人たちからのエールがたくさんくる。だから頑張れる。
そんなことを話してくれた。
自分もカフェを開くときに、この人がやっているカフェだから行こう!そうなれるようなそんなカフェをやりたい。
今回、安平町で初めて行ったカフェが「こま猫屋」さんでした。
扉をあけた向こうには、あたたかく迎えてくれるそんな素敵な空間がありました。
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