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私にとって「2023」とは。

2023年がもう終わる。

去年の今頃の私は、「今年は、今までにないくらいの挑戦をした2022年だった」と言っていた気がする。

それに比べて2023年は、飛躍した1年だった。

私にとって2023とは。どんな景色であったのか。

こんな問いを置いて2023という箱を開けてみたいと思う。



今年の目標

2023を迎えたとき、「余裕のある人になる」という目標を掲げた。
「余裕」とは何か。
今でも去年の変わらず、やることは多い。
だけど、明らかに自分の心が豊かである時間は増えた。
「余裕🟰心が豊か」とするならば、目標は達成できていると思う。



夢を叶える

2023年は、夢がたくさん叶った年だった。
私は、毎年やりたいことリスト100を作っている。今年は、6割達成。
もちろん、小さいこともあるが、
気がつくとやりたいことが次々に叶っていた。

2022年の12月RyFの合宿で「海外に行く」という目標を掲げた。
今年の3月にネパール🇳🇵に行き、それを達成。

12月に京都で全員集合🍁

自分で0から1を生み出したいと国づくりで目標を持ち、
8月に自分で廃校イベントを主催、9月には自分でカフェをオープンした。

楽しかったな。

カフェは、来年の2月に間借りカフェとして
オープンすることに向けて着々と準備をしている。

ずっとやってみたかったカフェ店員☕️

これら全て、今でも考えられない。
全て私がやったことなのか?他の誰かがしたことなのでは?と今でも思う。
2022年に走り出してから、たまに自分がやっていることが信じられなかったりする。
今年も、去年以上に素敵な景色を見れて、自分がこれを作り出したのかと思う場面はいくつもあった。


自分の可能性を信じてみる

今年を振り返って、「自分の可能性」というものが目に見えて実感できた瞬間がいくつもあった。
自分が思っている以上に自分を超えようとして結果を出すこと。

私は、昔から自信がない。
そして、今でも自分に自信がない。前よりはついたかもしれないが。

よくみんなに「みきは自信ありそう」って言われる。
そんなことは決してない。自信があるように魅せることは得意だ。

最近は、こういうようにしている。

「今の自分には自信がないけど、自分の可能性には自信がある」

今の自分に自信があるわけではないが、自分が持っているものを
磨き続けた先に、大きなものが待っていて、いつしかそれが自分として表に現れる瞬間があるんだろうなと。

今年は、色んな人に自分を磨いてもらったし、自分自身でも磨きまくった1年だった。



点と点が一本の線になる

今まで、ずっと苦しかった。
「今」という瞬間を楽しみたいと思いながらも、先のことを考えてしまう自分。


「1年の時からそんな活動していて、将来どんなことやりたいの?」
大人と会うと必ず聞かれる。

「わかりません。まだ見つかってなくて。」
私は、今年の5月までずっとこう答えていた。

私の性格上、同じ何かを継続するというよりかは、ステップを踏んでいきたいタイプ。
天井が見えた瞬間に、窮屈になる感覚。
そこで、手を抜き始めるともっと苦しむタイプ。

そんな性格だからか、色んな分野での活動を転々としてきた。
大1の時から、ビジネスという結果、数字にこだわる世界、教育という誰かのためを思って自分のことばを届ける世界、ファシリテーターという場をつくる世界。
色んなものを手に取ってきて、たくさんの失敗もした。

だけど、この3年間でやってきたこと、考えてきたことがやっと今年繋がった1年であった。
たくさん悩んだし、わからなかった、やりたいことなんて。
だけど、思考することはやめなかったし、行動だけはしていた。

そしたら、見えてきた。
結局、何か1つの分野を極めるということは、私には向いていない。
だから、掛け算する。組み合わせる。
そして、唯一無二のものを創る。
これが私ができること。私の色が出るものであった。


ちょうど、ここ最近できた言語化。
私は、やりたいことと好きなことを掛け合わせた時に「カフェ」だった。
そのやりたいことが「0から1をつくる」こと。

じゃあ、なぜ、「1から10」ではなく、「0から1」をつくることが好きなのか。

私は、自分の中にある思考を形にする工程が好き。
何か、元々出来上がっているものに付け足していくよりも、自分が持っている思考やアイデアを誰かと一緒に形にしたり、作り上げることが好き。
そこに、自分にしか出てこない言葉や色が詰まっている。
だから、箱は決まっていても、中身は自分で決めていく。
箱の中に何を詰めるかは、自分から出てきた「わたし」を詰めていく感覚。

だから、私は、何もない状態から思考して作り上げることが好きなんだなと最近気づいた。


ビジネスを学んだおかげで、私が苦手な数字を見ること、プロジェクトの回し方、マネジメントができるように。

探究学習に関わってきたことで、目の前にいる子の個性の引き出し方、問いの投げ方、言語化する、伝える力が。

WSを学んだことで、自分が人前で魅せる「自分」というものを認識できるように、かつ表現できるように。

文化人類学を通して、点と点を線にすること、書く力、自分の意見を持つこと、自分なりのスタイルを持つことの大切さを。

イベントをしたことで、軸は一本ではなく、何本も立たせること。時間軸、WSの繋ぎ方、参加者目線。

海外に行ったことで、「人を全力で愛すこと」「自分自身を愛すこと」「自分がどんな人であるのか」目の前の人と自分と全力で向き合うことの大切さを学んだ2週間。

国づくりに行ったことで、自分は、一歩踏み出す勇気が欲しかったんだと思い、WSをつくる側にいこうと決めたあのとき。

関東廃校教育キャンプで運営をして、今までにないくらいの景色を見れたこと、見させてもらったこと。自分の可能性を信じてみようと思えた瞬間であったこと。

1日限定でカフェをやったことで
自分がやりたかったことはこれだと思った瞬間。


1つ1つの瞬間が私が進む道をつくってくれて。
一見、逆にいっているのかと思いきや、ちゃんと自分の中で結びつけて今になってる。
1つに絞るのではなく、掛け算して時に引き算をして
広い視野で物事をみるといつの間にか窮屈さはなくなっていた。




同じ後悔はしないように

今年は、過去の自分から手紙が届く瞬間が多かった。
それを読むたびに、1年前の自分じゃ想像できないくらいの景色が目の前に広がっていることを実感する。

connectで書いた1年後の自分への手紙。
(本当は1年経ってから読むものだろうけど、すぐに読んだ笑)
そこは、「同じ後悔はしないように。人生の主人公はあなた。自分がやりたいことに一直線に向かって」と書かれていた。

そういえば、今年の1月急に思い立って、「休学したい」と思っていた。
このまま3年生になって、やりたいことがわからないまま社会に出るのが怖すぎて。だから、休学して、「教育」を突き詰めたいと思っていた時期。
親に猛反対され、ネパール説得も大変だったけど、それ以上に親と闘いまくった3ヶ月だった。今思えば、腹割ってあんだけ話せる機会は中々なかったなと。大学にも相談して、頼れる人頼りまくって、それでも親は耳も傾けず、絶縁になりそうだったから泣く泣く諦めた3月。

connectでは、それを後悔していたんだろう。
自分の決断を左右されている感じが苦しかった。
だから、同じ後悔はしないようにとあのときの自分は1年後の自分に伝言を残した。

今の私は、それを読んで、「そんなこともあったわ〜」と笑いながら。
多分、大学3年が濃すぎて、もう休学のことなんか忘れていた。
だし、休学なんかしなくて、休学したなみに面白いことやってる自信がある。
私は、適度に何かに強制されている方が、それを以下に早く終わらせ自由な時間をつくるかを考える。そこで、効率化や優先順位がはっきりする。
結局、休学しなくても、地方に行けたし、やれることはやり切った自信はある。

今思えば、こんな選択でもよかったのかなと。


Connectのみんな


大切な人との別れ

今年は、色んな出会いと別れがあった。
たくさんの人と新しく、出会えた分、その中で自分から離れていく人もいることも経験した。

1番辛かったのは、父との別れ。
今年の2月に父が他界。天国に旅立った。

今でも、たまに父の夢を見る。
そばにいてくれている気がしている。

ずっと私のことを応援してくれる人だった。

父がいないこの世界の中でも、私は、強く生きている。

父のように。

だけど、妹の高校の制服姿見たかっただろうなとか結婚式でドレス見せてあげたかったなとか自分の子ども抱っこしてほしかったなとか
もっともっとと思ってしまう自分もいる。

まだ、親孝行できてない。

父が他界したときにそんなことを思った。

直接的に何かをすることはできないが、いつも思い出すし、私の心の中には笑顔の父がいる。

ここ最近は、私も、予定にゆとりを持たせているからか家族と過ごす時間も多い。家族で旅行に行ったり、お出かけしたり、しょうもないことで笑い合って、一緒にご飯を食べる。

そんな日常を大切にしたい。


家族で江ノ島に🌊


ことばにする

2023年は、圧倒的に、自分の考えを言葉にする機会が多かった。
自分が思っていることを口にする。
今の感情はどこから湧いてくるのか。
その感情が行き着く先は、どこなのか。

1年経ってみて、私は、「自分」が何者であるのか。
なかざとみきがどんな人なのかを強く人に伝えられるようになった。

自分がどんな思考で、どんなことをやりたくて、どんな景色を今までにみてきて、それをどうみんなに表現するのか。

今まで、色んな人が私に向き合ってくれた。
そこで紡いできた言葉が自分の中にもう一度吸収されて、また新たな芽として出てくる感じ。

言語化する力は1年前よりついたし、そこに深みが出てきた2023年であった。


来年は作詞したいな💭


次は、自分のものさしをつくる

2024年は、自分のものさしをつくる年。
自分自身がどんなことを極めて、どれくらいの長さになるのか。
自分がやりたいことを深めていく年になりそうだ。
たぶん、自分が思っていることを実験的に形にしてみたりすることが多いのだろうけど、どこまでクリエイティブを磨けるのか。
自分自身を磨いていくことになりそうだ。


空は毎日違う顔を魅せてくれて雨が降っても
必ずいつかは晴れる。そう思うとなんか心が軽くなる。



最後に、今年出逢ってくれたみんな、去年から仲良くしてくれているみんな、関わってくれた人たちありがとう。
来年もよろしくお願いします!


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