気になる記事3本【DiDi/#ワークマン女子/スレッドアップ】

DiDi Chuxing expands to South Africa, to take on Bolt and Uber

中国の配車サービスの DiDi が南アフリカでのサービスを開始します。

DiDi は2012年に創業し、中国の400以上の都市で展開。現在はアジアやヨーロッパ、ラテンアメリカ、オーストラリアの16カ国で5.5億人を超えるユーザーを抱えています。

南アフリカは他のアフリカ地域に比べると経済的に高いポテンシャルを持つ、比較的しっかりした基盤のある地域です。
設立から9年の DiDi は南アフリカのライドシェア市場を理解していると主張していますが、これまでとはまた違うアプローチが必要になりそうです。

中国で高いシェアを誇る DiDi は、ジャイロセンサーを用いたドライバーの運転評価などもとても興味深いです。
異なる地域への進出は、文化の違いなどもあり難しいですが、どんどん拡大してほしいですね。

「#ワークマン女子」の出店が加速 柏、盛岡、長岡、前橋、水戸に相次ぎ路面店がオープン:カインズ敷地にも出店

「# ワークマン女子」が女性向けの売り場を拡大・全面に配置しているけれど、ワークマンやワークマンプラスと同じ品揃えだと初めて知りました。

一般女性への訴求を高めた結果、話題になってどの客層からも評価が上がり、一般客も作業客も増加するという好循環が生まれていて、なんかもうすごいです。語彙力無くしてしまいます。

地方の路面店ってどうなんだろうと思いますが、作業着というカテゴリはむしろ地方の方がニーズが高いでしょうから、まだまだ盛り上がりが見られそうで楽しみです。

リセールECの米「スレッドアップ」が上場 新品を買うときのような喜びを古着に

ファッション業界でサスティナブルというと、環境にいい素材を使うとか、環境負荷の少ない生産方法とかがよく出てきますが、

これからの10年、新品の商品は長く使われることを前提に、より品質と価格の高いものが増えると考えている。そうしたビジネスによって中古品も増えるだろう。

スレッドアップのジェームス・ラインハルト氏がこう語る通り、高品質なものを長く使うという方向にシフトチェンジしていくことの方が、小手先で作り方や素材を変えてあれこれ作っては捨てるより、よほどサスティナブルだと思います。

リセール市場の広がりは日本でも見られ、コロナ禍でオフプライスストアの展開が加速しています。スレッドアップのように環境問題にフォーカスし、顧客体験も考えた企業が日本でも出てきたらいいですね。

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