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生まれつき3本足のキセキから教えてもらったこと💗

キセキは、我が家の家族犬みるくとチョコの子どもです。

チョコを家族に迎える前の家族会議で、妊娠、出産はどうなるかわからないけど、どうなっても家族みんなで受け止めていこうという話合いをしました。
そうして、みるくとチョコが結婚し、みるくが妊娠しました。

赤ちゃんが誕生する日をみんなで楽しみにしていました。出産の兆候が見られたのですが、みるくから赤ちゃんが生まれてくる様子がなく、すぐに病院へ!緊急帝王切開になりました。
11月22日にみるくが帝王切開で2頭の子犬を産みました✨
残念ながら1頭は死産でした。もっと早く帝王切開の決断をしていれば助かったかもしれなかった命。でも自分や誰かを責めてもかえってこない命。娘達と号泣しました。

みるくの手術が終わって病院に行くと143グラムの子犬と会いました。一本肩甲骨から下の足がないのと獣医さんが連れてきてくれたのですが、見た瞬間次女と心の底からかわいいと思い、気づいたら涙が次から次にでていました。

143グラムの子犬。150グラム以下だと小さくて生きていくのもどうなるかわからない子が多いそうですが、この子は一生懸命生きようとみるくのおっぱいに吸い付いて頑張っていたんです。何度も生死を彷徨いながら、一生懸命生きようとしていました。
何だか今を生きるということを見せてくれているように感じました。命って本当にキセキで尊いものだと改めて感じました。

お空に旅立った子犬は次女が『天使くん』と名付け、天使くんの分も懸命に生きようとしている子犬は長女が『キセキ』と名付けました。天使くんの側でいつもは気持ちを全面に出さない長女が最後まで号泣していました。

キセキがまだ小さい時に散歩していると、「かわいそう」とよく声をかけられました。

その度に「かわいそうじゃないよ!キセキは自分をかわいそうなんて全然思っていないもん。」と思いました。

❤️一生懸命生きていくこと

❤️ハンディーキャップがある人はかわいそうな人じゃない

❤️大変なことは助け合うこと

キセキから教えてもらいました。

こんな経験はできればしたくなかったけれどしたからこそわかったことがたくさんあります。

キセキは今を一生懸命生きて、11月で4歳になります。

何をしてもしなくても、生きているって奇跡でその姿だけでそれはギフトだよ

そんなメッセージが聞こえてくるようです💗

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