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【IBM Security】データ侵害のコストに関する調査レポート2021年版を公開 -毎年増加するデータ侵害コスト(平均総コスト424万ドル)のリスクを最小化する方法とは

IBM Security は、今年で17年目を迎える「データ侵害のコストに関する調査レポート」の 2021年版 を公開しました。
レポート本紙については、本メール文末のリンク先をご確認ください。
 
2021年のレポートでは、データ侵害の平均総コストは424万ドルであり、2020年の386万ドルから約10%増加しています。
これは本調査の17年の歴史において過去最高額です。
DX推進・コロナ禍といった社会情勢もあり、リモートワークやクラウドの活用が進むなかで、セキュリティー対策が追い付いておらずデータ侵害に対する企業の対応能力の妨げになっている可能性があります。
 では、データ侵害の影響を最小化するためには何をすべきでしょうか。
 
今回は、レポートに調査結果として示されている「セキュリティーAIと自動化」に着目してみました。
「セキュリティーAIと自動化」とは、インシデントの侵入の試みを特定して抑制するために、人が介入することを補強または代替するセキュリティー技術を実現することです。
 
セキュリティー自動化の実装レベル別データ侵害の平均コストの調査結果では、完全に実装済みの組織は290万ドルであるのに対し、実装していない組織は671万ドルでありその差は381万ドルに及び、このコストの差は、年々増加傾向にあります。
そのため、セキュリティーAIおよび自動化を完全に実装している組織は、実装していない組織よりも、迅速にデータ侵害を検知し、封じ込めることができているということになります。
 
皆様の組織においてのセキュリティー運用の実態はいかがでしょうか。対応が属人化している、煩雑で反復の多い作業に忙殺されているということはないでしょうか。


ますます複雑化、高度化する攻撃への対抗手段として、「セキュリティーAIと自動化」は有効な手段であり、今後は更に重要視する必要があります。

日本IBMでは「セキュリティーAIと自動化」を実現する「IBM Security SOAR」を多くのお客様に採用頂き、お客様のセキュリティー向上をご支援しています。
 
「IBM Security SOAR」は、数多くのセキュリティー・ツールとの連携を可能とし、オーケストレーションを行い、セキュリティー運用のトランスフォーメーションをご提供します。
刻々と変わるインシデント状況にも動的に呼応して、ネクストアクションを的確に示すことが可能なダイナミックプレイブックは、進化する攻撃者に屈しない、迅速かつ正確なセキュリティー運用を実現します。
結果、お客様のセキュリティー担当チームは、煩雑で、反復の多い作業から解放され、サイバー脅威に対応する時間も、情報も手に入れることができるのです。
 
▼IBM Security 2021年 データ侵害のコストに関する調査 「データ侵害はどれほどのコストをもたらすのでしょうか?」▼
https://www.ibm.com/jp-ja/security/data-breach

上記以外にも、ご関心のある情報やセキュリティ対策などがございましたら、お気軽にご連絡ください。
日本アイ・ビー・エム株式会社 InsideSales セキュリティサービス  筒井  Mail:MIKI221@jp.ibm.com


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