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引き出しを開けて見つけたもの

朝の家事を終えて、
「そうだ今日は買い物に行くからお財布にお金を入れておかなくちゃ」
そう思って引き出しを開けたら奥にあった手帳を見つけました。

2021年の紺色の手帳。

「娘が亡くなった年だな」
そう思いながらパラパラとめくっていたら手紙を見つけました。


美保へ

あなたがそちらの世界に逝って、半年が過ぎました。
亡くなった知らせを受けた日の前日から何となく体調がすぐれず胃の不快感や心臓がぎゅっとなる感覚があり、私は何か重大な病気なのでは?と思い、珍しく苦手な病院へ行って診察を受けたのを思い出します。
でもどこにも異常がなくて。今思えは何かの知らせだったんだと。そのことに気づけなかった自分を責めたりもしました。

そんな状況の中でも鎮国寺の村井先生をはじめ冨永さんなどいろいろな人に助けて貰いながら、初七日、二・七日、三・七日と法要を経て安心して自分の想いを聴いてもらうという経験をして。少しずつ少しずつ自分を取り戻してきたような気がしています。

正直な話をすればあなたの辛さ、悲しさ、寂しさなどをすべて伝えて欲しかった。そして一緒にゆっくりでも時間をかけて、あなたが立ち上がり前を向いて自分の人生を生きてく姿を見たかったです。

私にこれ以上迷惑をかけると壊してしまうと思ったのは私が頼りなかったからだと。

そんな中感情セラピーや星読みグリーフケアと新しい世界を知り、
「もっと早く知っていれば・・・」
と思うこともあったけど、それは違うね。

だって私はあなたが旅立ってから身体がなくなり自由になって幸せなイメージしか浮かんでこない。それが私にとっての真実だと感じています。

とは言ってもまだまだふとした瞬間に寂しくなって泣いてしまうこともある。これからもあると思うけどどうか心配しないでね(してないね)

私はもう大丈夫。これからは自分の人生をこの身体とともに歩んでいきます。今度は私が自分の役割を果たしていく。

周囲の人に感謝の気持ちを忘れず自分の想いにも正直に生きていくことで、まわりも笑顔になる。そんな人生を生きていくね。

そしていつかこの世での役目を終えて肉体を離れるときが来たら、また会おうね。その時を楽しみに、毎日を精一杯生きていきます。

私をお母さんに選んで生まれて来てくれて本当にありがとう。あなたの魂が健やかでありますように。
                     令和3年9月29日(水)    


本当にたくさんの出会いのおかげで今の自分がいるんだな。

有難し。

そして今日まで嬉しい時、楽しい時、悲しい時、寂しい時、、、どんな時も一緒にいてくれた自分に、ありがとう。

これからもよろしく!


これからも「占星術×グリーフケア」で、生きづらさを抱える方の同行者として歩んで行きます。サポートしていただけると嬉しいです!