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【指導のひとコマ】02-余計なことは言わない

2008/08/08

子どもの新入園、しばらくは早く退社させるため、それまで続けていた夕訪中心の学校職団を休止させていましたが、夏休みは日中も出入りできるため、昼休みや空き時間アポを中心に再開してはどうかと促してみました

ところが出来ない理由をあれこれ並べてなかなか行動に移しません。良い大人なんだし、本人がやる気にならなければ仕方ないので、黙って様子を見ていました

ところが今日、活動予定を確認したら、『昼休み:◯◯高校に行く』となっている。「お?」と思ったのですが、そこであえて余計なことは言わず、黙って見送りました

14:00に帰社、開口一番「新採の先生にアンケートいただけて、証券持ってきてくださいって言ったらOKでした!」と報告。

久しぶりに見る明るくハツラツとした顔。出来ない理由は単なる"気後れ"でした。しばらく行ってなかったので勇気がなくなっていたのでしょう

本人が決意するには時間が必要で、余計なことを言って邪魔しないで良かった

午後は他班の先輩と地区再訪問したところ留守、いつもならすぐに帰社してしまうのに、この日は戻らずそのまま新規活動をしたようで、アンケートが2件も取れて明日のアポまで取ってきました

明日の行き先今やることがあると、まっすぐ私を見て、そしてたくさん質問してきます。忙しいけどやっぱりうれしいものです

今月は査定月。自分に負けないでほしい


娘が小学校に入学した時、担任の教諭がこんな詩を紹介してくださいました

ドロシー・ロー・ノルト
「子どもが育つ魔法の言葉」

もし子どもが批判ばかりされて育つと
非難することを学ぶ

もし子どもが敵意に満ちた中で育つと
戦うことを学ぶ

もし子どもが恐れの中で育つと
不安を感じるようになる

もし子どもが憐れみを受けて育つと
自分を哀れむようになる

もし子どもがからかわれて育つと
恥ずかしがり屋になる

もし子どもが嫉妬の中で育つと
妬むようになる

もし子どもが恥をかかされて育つと
罪悪感を持つようになる

もし子どもが寛容の中で育つと
我慢強くなる

もし子どもが励まされて育つと
自信を持つようになる

もし子どもが褒められて育つと
感謝するようになる

もし子どもが公正に扱われて育つと
公正を学ぶ

もし子どもが安心して育つと
信仰を持つようになる

もし子どもが承認を受けて育つと
自分を好きになる

もし子どもが受け入れられて友情を感じて育つと
世界中の愛を見つける

組織のリーダー職に就いた時、この詩を思い出しました。見やすく端的に列記します

批判→非難
敵意→戦う
恐れ→不安
憐れみ→自分を哀れむ
からかい→恥ずかしがり屋
嫉妬→妬む
恥→罪悪感
寛容→我慢強く
励まし→自信
褒め→感謝
公正→公正
安心→信仰
承認→自分を好きに
受け入れと友情→世界中の愛

今回に関しては、ようやく重い腰を上げて学校職団へ行くことにした彼女を「やっとなの?」などと批判せず、「なによ、急にやる気出して」などとからかわないようにしました

それと母が私に対してどうだったか考えてみたのですが、ひたすら寛容であり、いつも承認してくれていたことを思い出します。比較的我慢強いのも、自分を好きでいられるのもそのおかげなのかもしれません


コミュニティに毎日投稿していた私の活動日記から指導の場面を抜き出して掲載します
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