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開幕戦から三ヶ月が経ち、あえて試合を振り返ってみる

『3ヶ月の使い方で人生は変わる』との啓発本がランキング上位になる今、富山GRNサンダーバーズの選手達は果たして90日後の自分を想像してプレーして来たのか、あえて振り返ってみる。

2024年5月5日日本海リーグ開幕戦打順
1.(DH)松重恒輝
2.(二)今釘勝
3.(三)瀧本駿
4.(右)三好辰弥
5.(一)墳下大輔
6.(左)武部拓海
7.(遊)佐野大陽
8.(中)石橋航太
9.(捕)東田汰一

2024年8月16日日本海リーグ第29回戦打順
1.(遊)佐野大陽
2.(二)今釘勝
3.(DH)松重恒輝
4.(右)三好辰弥
5.(一)墳下大輔
6.(中)石橋航太
7.(三)瀧本駿
8.(左)武部拓海
9.(捕)東田汰一

寸評:
目下打率.349、OPS.473と首位打者を走る佐野大陽選手が一番打者に固定されたのは、数字が物語る納得の行く起用。
開幕戦から右逆方向に強い打球を放ち、3打数3安打、そのうち三塁打をいきなり見せつけたのは首脳陣の食指が動いて当然の事。

ただ、リーグ断トツの22盗塁、石川ミリオンスターズ阿部大樹選手に対し5盗塁とは、いかんせん寂しい。

昨年五番のクリーンナップを任されていた石橋航太選手、一時期手の怪我で戦列を離れていたが、長打力は今年も変わらずレフト方向へ美しい打球を飛ばすので、三番で起用し得点力向上を図って欲しい。

2024年5月5日日本海リーグ開幕戦投手陣
立野和明(5回)
道﨑亮太(1回)
渡邊蒼(1回)
瀧川優祐(1回)
日渡柊太(1回)

2024年8月16日日本海リーグ第29回戦投手陣
和泉椋麻(1回2/3)
渡邊蒼(1/3)
誉田凌央(3回)
横井文哉(2回)
杉山晴都(0回)
道﨑亮太(1回)

寸評:
昨年先発を任されていた瀧川投手がセットアッパーとして固定され、クローザーの日渡投手と開幕戦から勝利の方程式として確立されたのは大きな収穫。

しかし、小刻みな継投を続けているのにも関わらず、投手陣入りしたのはシーズン途中で加入した和泉投手と誉田投手以外で、杉山投手くらい。

実際、応援スタンドでも
「◯◯は何をしているんだ?一部の投手に負担がかかり過ぎ。」
と具体的な選手名を挙げる声が大きくなっており、支配下登録されていない投手の奮起が求められている。

これは打撃陣にも同じく言える事で、負け越しているにも関わらず、スターティングメンバーが開幕戦と変わっていないのは、それを脅かす控え選手が出てきていない証拠。
数少ない打席で結果を残すのは、プロアマ問わず求められる項なので、守備力向上はもちろん、次の塁に進む走力の強化を目指して欲しい。

全40試合の今季公式戦で、早くも半分以上の29試合が終了。
残りの11試合、どれだけ自分に問いかけ、理由を説明出来るプレーが出来るかどうか。

今週末土曜日の試合から、その結論を見せて欲しい。

8/16試合後、ミーティング

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