第1回好きな曲紹介

始めに

はい。第1回好きな曲紹介です。ついに来ました第1弾。

まぁまず曲紹介なんですけど、今回紹介するのは夏代孝明様のユニバースです。とりあえず素晴らしき本家様のGUMIver.とセルフカバーver.あるんで最後にリンク貼っときます是非聞いてください!!

僕のこの曲に「ハマった」きっかけなんですけど、振り返ること約1ヶ月前、全国の高校三年生を初めとする受験生の皆さんが受験をしている中、家で宿題をやっている時にBGMが欲しくて「ボカロ応援ソング」とYoutubeで検索した際に夏代さんの「世界の真ん中を歩く」を聞いた事、そこから夏代さんの曲を聴いていくうちにユニバースの歌詞に引き込まれて行ったというのが経緯です。

曲を「知った」のは2年前くらい前にAmong us配信者のプテラたかはしさんが歌ってみたを出してて、それを半年前くらいに知って、そこで凄くいい曲だなとは思って、でも当時メンタル病んでて(現在進行形ですが)、こういう明るい系というか…前を向ける曲にハマるってのはなかったんですよね。出会い自体はそんな感じです。

この曲なんですけど、何がいいってやっぱテンポの良い夏代ワールド(??)全開のメロディと心に刺さるいい歌詞が合わさることですね。GUMIちゃんver.はちゃんと「ボカロ曲」でありつつ他の曲とは少し違う毛色をもつ雰囲気ですごいいいんですけど、やっぱセルフカバーはもっといいです。作った本人が歌っていること、彼自身の声がとても柔らかいことなども相まってすごく良い作品に、「応援歌」って言うんですかね??そんな感じの、勇気を貰える作品になっているんです。

自分の経験とかとも照らし合わせたりしながら魅力とか、ストーリー性とか、自分の歌詞考察とか感想とかを話していきたいと思います。(途中自語りだいぶ含まれると思います。)
「君」「僕」といった括弧付きは歌詞内の人物(便宜上2人の少年という体)で、僕といった括弧なしは僕(魅稀)自身などの現実のことを表す方向で行きます。

歌詞考察&感想

「月も地球も太陽も奪い取って 手のひらで廻して歌おう」

まずここ導入部分ですねもうこの時点で歌詞が神なんですよ。僕なりな考察なんですけど、「月も地球も太陽も」っていうのが今後出てくる「君」のやりたい物事でそれを現実にするための…っていう感じかなって思ってて、今後の歌詞に絡んでくるし、この歌詞は何度も出てくるんですけど、ちょっとわがままを言っていく感じの歌詞かなって最初は思いましたね。
しかももうこの後のイントロ部分がやっぱいいんですよねこれがwwここから始まってく「人生」という宇宙(universe)規模の物語が…っていう壮大なひとつのストーリーを物語っていく始まりなんじゃないかなーって思います。



「進めば進むほど足りないものばっか 切り貼りしてごまかす毎日だ でもね君はそんな最低な日々を どこか楽しんでいるんだろう?」

もう早速僕の部活の事と照らし合わせてしまうような感じの歌詞なんですよね。自分の「したいこと(僕の場合ギターと歌でしたね)」に満足が行かなくて、どうにか頑張って誤魔化して過ごしてきて、でもそんな日々も周りから見たらただただ「楽しんでる」ように見えてたんだろうなぁって、表向きに見えてる自分と内面の本当の自分とはものが違うってことに対しての悩みだったり、そういうのがここでは語られてると僕は考えます。
ちなみに僕なり考察の中で歌詞中の「君」っていうのは悩んでた当時の僕みたいな感じで、この後出てくる「僕」はその子と仲が良くて「君」から絶大な信頼を得てる子っていう考えで進んでいきます。


「雨に打たれすぎて笑ってる君を見て僕も笑っちゃった!」

この部分なんですけど、僕の考える「雨」っていうのは普通の天気としての雨もそうなんですけど、「涙」という意味も含まれているんじゃないかなと思いました。(某錬金術漫画の影響もあり。)
ずっと1人で悩んで抱え込んでいた「君」は「僕」に相談してくれた。そこで「君」は感情が全て湧き出てきてついには泣き出してしまう。これが「雨」の表現なんでは無いかと思います。そして、その中でも「君」は「僕」に対して信頼して、相談してよかったと思う感情も出てきて、涙の奥ではその「君」に対して「本当の笑顔」を見せていた。それを見た「君」もつられて笑うという、そんな感じの話なんじゃないかと思います。最後にやってくる「!」の1文字が、「僕」が「君」を大切に思っているという大切な要素なのかなとも思いました。
この後のサビパートはその一部始終的な要素になるんじゃないかなというのが僕の考察です。


「叶わない夢ばっか並べては 夜が明けるまで笑いあって 大人になっていくんだよ 僕たちはきっと 矛盾だらけの生命体」

サビの前半はこの「君」と「僕」の絡みの中の雰囲気的なものですかね。
相談の中で「やりたいこと」があるけどそれは実現が不可能に近い目標で。
例えば僕の経験談で言うと「軽音部としてちゃんと活動を続けられない」みたいなそんな状況になって、でも「僕」は色々な解決案を出し続けた。
「君」は「それは嫌だ」という自分のやりたいこととは違うことで、妥協できないような状態。
それで頭の中がパンクして、その状況を見て「僕」は話題を少し逸らして、「君」が少しでも笑い会えるような感じで、「僕たち」の会話の中で「君」は「やりたいこと」「嫌なこと」色んな想いが重なり合って、時には矛盾してしまっている。
矛盾だらけの生命体という言葉はこの部分に意味がある気がします。
実際に僕も色々な「矛盾」を言ってきて、「やりたいこと」と「嫌なこと」の理由とか、内容とか、すぐ辻褄が合わなくなってしまって。
そんな人の心理的思考などが関わっていると思います。


「月も地球も太陽も奪い取って 手のひらで廻して歌おう 主人公は君さ 君だけのストーリー クリアできるのも 君だけ」

この部分は冒頭部分と同じですね。
「やりたいこと」でありつつ「できないこと」である「叶わない夢」と「月も地球も太陽も」という歌詞から自分の思うようなことが実現できず、それは「奪い取って」という歌詞にも繋がり、「時にはわがままを言ってもいいんだよ」というメッセージになってると思います。
そして、「主人公は……君だけ」という歌詞より「僕」ができるのはアドバイスや応援だけで実際に行動に移して物語を進めるのは「君自身」という後押しなどをしている、そんな「僕」と、「君」のやり取りなんじゃないかなって思います。



「比べられて過ごして 悔しくなったって 瞳閉じてごまかせばいいやって でもね君は そんな弱気だった僕を いつも励ましてくれたんだ」

2番の幕開けは歌詞のまんまですね。
ただ、自分の見解として、この部分だけは「僕」と「君」の人物が逆転していると思います。
それに伴い考察文の「君」「僕」もこの部分だけそれに対応したものにします。
周りと比べられて、そんな日が続いて、それが嫌で。「僕」は瞳を閉じて、現実逃避をすればいいと思って逃げてきてた。前を見ることができてなかった。
でもそんな「僕」に対して、「君」はいつもそばに寄り添って励ましてくれてた。
ここだけ単純に歌詞のまんまの意味が印象に入るといのは、僕なりの考察ですが、少し不器用な「君(この部分は「僕」)」の想いをそのまま歌詞にしていて、それでここまで直球な歌詞になっていると思います。


「『他人は他人で君は君だから 違うとこがあるのが当然なんだ』」 
「『だからこの先にある未来は 当然君だけのものさ』」

この部分も、視点自体は上記と同じ少年であり、その子が大切な友人に言われた言葉という状態なのではと思います。
それが括弧が付いている理由だと思います。
ここは台詞的な部分と考えているので歌詞の言葉一つ一つに関しての考察は難しいですが、その主線における「僕」がどれだけ「君」を大切に思っているか、どれだけ「君」の未来に対して応援してくれているかを物語っている、そう思います。


「星の数ほどある可能性を 夜が明けるまで語り合って 何かを掴んでいくんだよ 僕たちはきっと 希望だらけの生命体」

ここからの考察はまた「君」と「僕」が元に戻って進んでいきます。
この部分は1番のサビと同じく「夜が明けるまで」という歌詞より直前のセリフであったり、1番の部分の回想的な雰囲気的な、そんな感じの歌詞だと思います。
僕自身もそうだったんですけど、どうしても色々なことを抱え込んでしまって、それで勝手に病んで、落ち込んで、悩んで、それで周りが見えなくなって、迷惑かけて、最終的には壊れてしまうなんてこともあったので。
それと似たようなシチュが「語り合って」かなって思います。
そんな時に「僕」は「可能性」というものをたくさん提示して、それを星に例えて、その星を掴むという目標も提示して、「君」にはまだたくさん「希望」があるんだよという状態を教えて、その抱え込んでいる状態を少しでもやわらげてあげようとしているように感じました。


「月も地球も太陽も奪い取って 手のひらで廻して歌おう 主人公は君さ 君だけのストーリー クリアできるのも 君だけ」

ここは1番と同じなので大きくはとりあえず割愛します。
「希望」や「可能性」が1番と同じように、少しくらいわがままをいいというような「月も地球も太陽も」の歌詞に合うと思います。
ラスサビの同様の部分は少し意味が違う部分もあると思うのでそっちでは色々書きます。



ちなみにここからいきなり大サビに入るんですよね。
よくある曲だと落ちサビを通してグインとあげるんですけど、この曲はずっと上がってる状態で、とにかく前を向いているなと感じるような曲なんですよね。
別に間奏が落ちているとかそういうわけでもなく。ずっとハイな感じの曲です。


「叶わない夢ばっかならべては 夜が明けるまで笑いあって 大人になっていくんだよ 僕たちはきっと。 矛盾だらけの生命体 
月も地球も太陽も奪い取って 手のひらで廻して歌おう 主人公は君さ 君だけのストーリー クリアできるのも 君だけ」

ここはラスサビなんで、特に上がってるんですけど、ラスサビだけに登場する楽器があって。
僕は楽器の知識はほぼ無いのでなんの楽器かはわからないですが。
そこで一気に雰囲気が良くなるんですよね。
あとは「なっていくんだよ」のところで楽器が止まるんですよね。
よくある手法ではあるんですけど、ここが僕の中で1番の盛り上がりかなって思ってます。
1番のサビと全く歌詞が一緒で、でも雰囲気がすごく違うんですよね。
1番は悩んでる状態の「君」とそれを支える「僕」だけど、ラスサビは前を向いて立ち上がろうとしてる「君」を後押しして、見守ってあげてる「僕」という状態なんじゃないかなと思います。
「きっと。」に。がついている所は、「僕」視点で、「結局は君自身で切り開いていく未来だよ」というメッセージに思えます。
だから、直接「君」の未来を変えることはできないというところから言葉の通り「きっと。」という状態なんだと思います。

そして、始まりから4度目の登場「月も地球も太陽も」パートですね。
前半はわがままを言っていいという慰め(??)の言葉で、後半、特にこの最後の部分は「君なら夢を実現できる。この物語の主人公も、その物語の結末を決めるのも、求めるものを手に入れることが出来ることも、君だけだよ。」というメッセージになっていると思います。
どこもニュアンスは似ている部分はあるけれど、4回全て、本当の意味は別々で存在していると思います。

最後に


ということで、ここまでユニバースの考察&感想を書き連ねてきました。
僕の中でこの曲は今年に入って1番好きになった曲であり、これからも僕を勇気づける曲のひとつになると思います。
今年も僕はたくさん苦労するであろう1年を過ごすし、それで、色々な人を頼ったり、助けを求めたりすると思います。
でも結局は物語の結末を決めるのは自分であって、僕にはそれをできる力がきっとあるんだと思ってます。

そして、その力は誰にでもあって、なにかのきっかけで引き出すことができるんじゃないかなって思います。
是非皆さん、勇気づけられるこの曲を聞いてみてください。

以上、魅稀の第1回好きな曲紹介でした。

第2回やりたくて、曲決めてたんですけどまた新しくハマった曲できたんでそっち先にやります。覚えてたら2月中に上げたいなって感じです

下にリンク貼っておきます。

上GUMIver.
下セルフカバーver.

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