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日曜日の夜

一人暮らしの女性が体調を崩した。
血圧が上がって頭痛がするという。

2年前にも、夜中に呼び出されて救急車で病院に付き添ったが、精神的な不安によるものだった。

彼女の夫は3年前に癌で他界した。その時は一人で気丈に頑張ったが、半年経った頃から不安を自分のなかに抱え込んで、身体状況に現れるようになった。子供は男の子が一人いたが、30歳代で自殺したと聞いている。

図らずも独りぼっちで老後に立ち向かうこととなった。彼女は半年の精神科入院を経て、また一人で暮らしはじめた。でも、ふと言いようのない虚無があったのだろう。

昨日、デイサービスで大声で自慢話をし続ける、老婦人に「やかましいね!」と言い返した。病院で出してくれた薬に間違いがあった。
と苛立ちを感じた。

そして今日、頭が痛い!
脳梗塞かもしれない!血圧も高い!
と訴えている。

人は一人で生きられない!でも
長寿になり、一人二人と見送るうちに
気がついたらひとりになっている。

それは明日の自分かもしれない。

「頭が痛い!歩けない!」
訴えに、日曜日の夜、救急車を呼んだ。

生きることも覚悟がいる!
長い人生には今までにない覚悟がいる!

答えはでないが、
せめて、今日を精一杯生きていこう!

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