21回Wリーグ トヨタ自動車アンテロープス(ホーム開幕戦)VS三菱電機コアラーズ

Bリーグが始まるまで、国内バスケで唯一見ていたジャンルがあった。そう、Wリーグ。見始めた時はまだJXがJOMOやった時代。再三、そのJXの前に打ちのめされてきたトヨタ自動車アンテロープス(以下、アンテ)が推しチーム。見始めた頃は実はアンテも優勝してたんですよ、矢野さんがチームにいた頃とか。10-11シーズンからはJXが無敵状態で、ファイナルに行けても返り討ちにされる状態。

いつか再びアンテが優勝チームとなる日を夢見て今シーズンも応援する日々です。

開幕戦を現地観戦する予定が、アンテ側指定席が完売しており断念。
ホーム開幕戦としての名古屋大会が今シーズンの初観戦となりました。

相手は、昨季の準優勝チームの三菱電機コアラーズ(以下、三菱)。渡邉、川井両選手が代表に初選出され、西岡選手が3x3世界大会優勝、オフシーズンは非常に充実し、今シーズンの弾みにする強豪チームです。

バスで向かったため、大渋滞に巻き込まれ、会場到着が試合開始10分前。
メンバー紹介も終わってるぐらいのギリギリ感、スタートは山本、三好、長岡、エヴリン、河村。大体は、安間がスタートの日が多いので意外やなと思いながらゲーム開始。

試合開始から、エヴリンのシュートが決まる決まる。三菱のシュートが入らないことあって、走る走る。一気に突き放す、山本と安間が交代、更にペースが上がる。川井選手、比較的サイズのある選手ということもあり、上を通される場面が見られたものの、それ以上にプレッシャーをかけ続ける安間。

ほんまに素晴らしかった。かなり嫌がってるように見える、三菱 王のポストプレーも河村が体を張ってなかなか点に結びつかないなか、渡邉選手の個人技が冴える前半。難しいシュートもねじ込む。

1on1のスキルで言えば、リーグでも屈指の能力やなーと改めて感じる。


渡邉が繋いでいるものの、シューター根本がなかなかシュートが決まらず、リズムに乗れない苦しい展開。

その一方でエヴリン絶好調、シュートがよく決まる。

安間もノリノリ、渡邉には水島、栗原、長岡とどんどん入れ替えてフレッシュな足で削っていく。なかなか三好のスリーが決まらないものの、他の選手の積極的に点を狙いに行く姿勢、この試合は特にステファニーの積極性が光った、あのサイズで速攻の1線目を走れるのはほんまに大きい。

前半も大きくリードを作り後半に。
さすがにリードは大きく作れたものの、そう簡単に諦める相手ではない。後半、しっかり修正を加えてくる三菱。ここで奮起したのが小菅。厳しい点差のなか、川井と小菅のコンビがゴールにアタックを続ける。なかなか対応できず失点が続く。

ここで、栗原、三好のスリーが当たり始める。前半入っていなかったこともあり、比較的外のケアが甘くなったところに本業のシューター達が生き始める。ポンポンとリズム良くスリーが決まり始めたところで勝負あった。4Qには出番の少ない選手たちも出場、最後に脇が得点し、全員出場、全員得点でゲームセット。101対68の圧勝。

シーズン初めての100点ゲーム。ホーム開幕戦を大勝で迎え、いまいちリズムに乗れなかったアンテもここから勝ち続け、目指すはチャンピオン。ただそこだけ。


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