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SOPHIA "return to OSAKA"

今さらながら、今年初めの大阪城ホールでのSOPHIAライブの感想。
当時、心身の状態が万全ではなく、記憶はけっこう飛んでしまっているけれど、自分の記録のためにも書いておこうと思う。

これってかなりまずいことだけれど、実は、今年初めから現在までの7ヶ月ほどの記憶が微妙というか、曖昧というか、かなり欠落しているというか…。
つまり、経験したはずのことが頭に残っていない…。
心身状態が非常によくなかったという証。

このライブに関しても、自分のために自分が残した記録は一切ないと思い込んでいた…。
ところが数日前。
なんでこんなのものがここにあるのだろう?と思ったそれが、このライブに関する自分用記録物。
それによって少しだけ記憶が戻ったみたい。

今は…あんな精神状態の中、それでも記録を残すべくそれなりの行動を起こした自分を褒めてあげたい(^o^)
めっちゃ簡単だけれど、取り戻した記憶から、ライブの感想など…。



2023年1月8日(日)

SOPHIA LIVE2023 大阪城ホールでのライブに行ってきた。
昨年10月のSOPHIA武道館ライブに参加直後、ライブの興奮から醒めやらぬまま(笑)俺も大阪に行くと、うっかり言ってしまった夫(笑)も一緒。
ちなみに夫はこの城ホールでのライブで自分はSOPHIAを卒業したと宣言(←もともと彼はファンではなかったし、武道館ライブは、私がやや強引に誘った)。

コロナ禍で、外食というものをほぼしてこなかった数年間。
今回のライブ遠征は高速バス移動。
バス車内ではおおっぴらに食事をするわけにもいかず(バス会社によると、食事することを禁止はしていないけれど、なるべくなら自粛してほしいとのことだった)ホテルへ荷物を預けた後、とうとう外食をすることに。外食って何年ぶり?

宿泊は土曜日ということもあり梅田周辺のホテルがけっこう宿泊料金が高く、高速バス乗降場からもライブ会場からもそこそこ近い京橋に決めた。
京橋は、過去にちょっとした縁がある場所で、駅周辺の土地勘はある。
でも、城ホールまであんなに近いとは知らなかった(;^ω^)
京橋に行く必要があった頃はライブとはまったく無縁で、SOPHIAに興味は持ち始めていたけれど、ライブへ行こうという気持ちはまだなかった頃。
当時は地図を見るとき、必要な場所しか見ていなかったから、私の頭では京橋と城ホールとはつながっていない。

なんといっても…。
大阪は何度も行っている場所なのに、私にとってはいまだに点と点が線でつながらない土地であり、いまだに苦手意識がある場所。


城ホールへは、過去に一度エレカシのライブで行ったことがある。
そのときは長堀橋駅近くのホテルへ泊まり、地下鉄で会場を目指した。
行きは駅からなんとなく人の流れについて行き、気がつけば会場に到着していたし、帰りはこれまたなんとなく人の流れについて行っていたら、途中でどうやらその人々は地下鉄の駅を目指していないと気がついた。
ちょっと慌てたものの、そこは、なぜかそういうときだけ発動する自分でも説明できない「勘」に従って歩く方向を変えたら、すぐに地下鉄の表示が見えた。
私は、迷いそうで迷わないというか、地図を見たら完全に迷ってしまうことがあるというのに、自分の感覚を信じて行動すると大きく困ったことがない。


話が逸れた。

今回、まず京橋駅へ着いて驚いたこと。
以前よりずいぶん「都会」になっている!(笑)
以前から京阪モールはあったし、商店街もあったし、飲食店もかなりあったけれど、ホテルはこんなにたくさんはなかった。
当時よく通ったダイエーはもう無いんだ…^^;
その頃でもすでにちょっと古いタイプの店という印象。それでも私にとっては庶民的で気軽に買い物できる店だった。
さすがにもう時代には合わなくなってしまったのだろう。

とりあえず勝手知ったる京阪モール内のお店で食事。
店内は満席状態。ひまわりを持った人もちらほら。

この3年間、こういう形での飲食をしてこなかった、というか、できなかった。
それは、どういう状況でコロナに感染するのかがよくわからないということがいちばんの理由。
結局、マスクはしなくてもいいと言われるようになった今も、それはわからないまま。
でも、この1月の時点でも、どこかで踏ん切りをつけないと、今後もずっと外食ができないままになると思っていた。
踏ん切りをつけるチャンスだと思った。
入店時のアルコール消毒、店員さんはマスク着用、席の仕切り等々、それらが感染対策なんだろうけれど、これらに効果があるのかないのか…。
日常生活でのスーパーなどでの買い物のときもそう思う。
まわりで感染した人を知らないのに、毎日感染者数ばかり知らされて、結局実態がわからないまま、月日が流れた感があった。(現在8月に入ったこの猛暑でも、わが町ではマスクをしている人の方が圧倒的に多く、それなのに飲食店をのぞいてみると、大いに賑わっていて、食べているから当然誰もマスクはしていないという何だかとっても変???な状況)

相当久しぶりの飲食タイムはあっというまに過ぎ、チェックインの時間。
ホテルへ戻ると、フロント前には人の列。
ほぼ全員、ひまわりを持っている。
そういえば、大阪駅から京橋の環状線の中でも、ひまわりを持った人に遭遇している(笑)
このホテル、きっと今日はSOPHIA’ns専用?(笑)


地図の読める夫によると、ホテルから城ホールまでは徒歩15分もかからないかも…だったけれど、ネット情報には京橋から城ホールまでは、徒歩だと15分というものもあれば、歩くと20~30分くらいはかかるというものもあった。
京橋のどこから歩くかにもよるので、こういう違いは当然なのだろう。
結局、泊まったホテルからだと、私の足でも15分程度。
近いと思った。

日常生活には困っていないが、長く歩くと疲れてくる足。
武道館ライブのときは、東京駅に着いて大手町駅へ向かうときからすでに足に不安があり、杖も度々使ったけれど、今回は一応リュックに入れてきたものの、杖は一度も使わないまま。

速足では歩けなかったけれど、気がついたら目の前に城ホールの建物が見えた。


チケットを渡す必要があり、会場内へ入る前に友達と合流する予定だった。
思ったより自分たちの方が早く着いたので、ツアートラックの写真を撮りに行く。
今回もグッズ列には並ばなかった。
黒ちゃんのネコちゃんや都さんのカレーは気にはなったし、ひまわりも買いたい気持ちはあったけれど、並んだあげくに買えないというのもイヤだし、何より、この年になるとずっと並んで待つということがとっても大儀。

無事に友達と合流できたその場は、約10年の歳月でみんな変わったはずなのに、変わっていない、なんだかちょっと不思議な空間。
その場所で、「気持ち的」…(苦笑)には、10年の歳月を感じなかった。

それにしても…。
武道館のときもそうだったけれど、ひとりで来ていても、数人で集まっていても、SOPHIAのライブ会場前は、笑顔の向日葵さんたちであふれている。
そこらじゅうに向日葵が見えることでほんわかとした空気感に満ちているというか…。

武道館は大入り状態だったけれど、この城ホールではどうかな?と思っていたけれど…さすが地元! 人・人・人…でした(^○^)

ライブに関しては、昨年武道館で一度経験していたこともあったとは思うけれど、最後まで昔と同じ感覚で楽しむことができた。
武道館では演奏中少しハラハラする場面もあったけれど、城ホールではそういうこともなかった。
音的には昔とは違う変化(進化?)もあり、ある意味それは当然だと思っているので、すんなりその場に溶け込むことが、その雰囲気に浸ることが、できたと思う。


セトリについて。
1曲目は、これ何の曲?状態の私。
聴いていてめっちゃSOPHIA感はあるものの、一瞬、新曲なの?と思ったほど知らない曲…だった(;^ω^) 隣席の友達は、曲名が思い出せず、もやもやしていたそうなんだけれど、私はただただ曲終わりまで???状態(~_~;)
実際にはこの楽曲「贈り物」が入ったCDアルバム「マテリアル」は所有しているが、個人的にSOPHIAの楽曲は、CDで聴くよりは、ライブDVDから自分でめっちゃ手間暇かけて録った音源で聴くことの方が圧倒的に多かったので、この楽曲はほぼ聴いたことがないと言っても過言ではないかも。
「マテリアル」はおそらく私がいちばん聞いてきていないアルバム(;^_^A
「大切なもの」「黒いブーツ」「beautiful」…等々名曲たくさん入っているのだけれど…。アルバムジャケットとしてもめっちゃいいと思ってきたけれど…。

この「贈り物」…ライブ途中のトモくんのMCでようやく曲名がわかった。
今、改めて歌詞を読むと、選曲の意味はわかるし、ある意味納得。

2曲目が「-&-」だったのも意外というか、予想していなかった。
その後は「ミサイル」「ブラシス」「アリサマ」…めっちゃ盛り上がる楽曲が続いた後の「君揺れ」…。これは人気曲だけれど、個人的には好んでは聴かない。ライブで聴くと、SOPHIAらしいな、とは思う楽曲ではあるけど。

その後も、最後までまるごとすべて「SOPHIA」…の世界。
「進化論」が聴けると思っていなかったし「蜘蛛と蝙蝠は、ちしゅにへんぷく…」(笑)だと、しっかり頭に刻まれたし、その「ちしゅにへんぷく」以降のセトリは「鉄板」だったし、なおかつ期待を裏切らない、またもや長時間(笑)ライブ。

武道館では、こちらもずっと緊張状態だったからか、メンバーの様子をくまなく観察する(笑)などという余裕はまったくなかったのだけれど、城ホールでは観察するという意識がなくても、メンバーそれぞれがとても楽しそうにしているということは、このライブでよ~くわかった。

それだけでじゅうぶんかな…と思った。

自分の中の過去の「わだかまり」みたいなものは消えたわけじゃないけれど、おそらく今後もそれが消えることはないだろうけれど…。
少しずつでも、ゆっくりでもいいから、先へ進むのが「人生」なんだろうし、その「人生」は楽しいのがいちばん(*^▽^*)


ライブ後に食事をしてホテルに戻った後は、部屋の大型テレビで、風景だけの映像を音声なしでずっと流しながらライブの余韻に浸った。
これが「静かな興奮」というものなのか、と思いながらの自分だけの時間。
ふたり行動であってもライブのときはできるだけ個々に泊まるようにしていたのは大正解(笑)

遠征前に、ニコ生の配信チケットも購入済みだったのだけれど、その頃の私は人間関係でけっこう心理的に追い詰められており(相手側は追い詰める気持ちはなかったと思う)残念ながら、期限までに全部を通しては見ることができなかった。
それでも自分でも記憶にない「記録」を残していたことで、今、少しずつ少しずつ記憶がよみがえってきている。
ということで、非常に簡単ではあるけれど、この記事も書くことができた次第。




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