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エアガン用サプレッサーに綿を突っ込む

普通のエアガン用サプレッサーの消音材はウレタンなのだが、今回は綿を詰め込んでみた。

実銃用のサプレッサーには、バッフルと呼ばれるワッシャーみたいな形のパーツを使って消音効果やらを得る。
エアガンの場合も同じで、併用する消音材次第でかなり効果を期待できるとか。
ただし、作るのがちょっとめんどい。

ということで今回はワッフルを使わない。
手軽で安上がりでそこそこ消音効果を期待できる代物を作りたい。


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使用したサプレッサーはこいつ。
安くて加工精度も高い。


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詰め込む綿はダイソーで買ってきた。
手芸用なので手芸用品店でも手に入ると思う。
マイクロでもノーマルでもどっちでも良い。


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綿はふわふわしていて勝手にふわっと膨らむ。


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金属や樹脂製のメッシュも使う。
このメッシュパーツはとても大事で、不織布では駄目でメッシュだととても良い。
目が粗いと綿が飛び出してくる。

ホームセンターなどで軟鉄メッシュなどが安く売っている。


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荒いとこんな感じで内部に綿がはみ出して弾が出なくなる。
バレルキャップでも付けてるのかってぐらい静になるが、たまが出ないのでは意味がない。


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適当なスプリングや筒とかにメッシュを巻いてタイラップで固定する。
内部の筒は抜いてメッシュのみにしよう。
スプリングなら抜かずにそのままにしても良い。


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画像は不織布になっているが、メッシュを突っ込んでから綿を詰め込む。


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量のイメージはこれぐらい。
ミチミチにすると消音効果が減るし、スカスカでも駄目。
サプレッサー次第で量も変わるが、少し少ないかなってぐらいが丁度いい。


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詰め込んだらセンターが出ていて弾が内部に当たらなさそうか確認しておく。


VSR-10 プロスナイパーに取り付けた際に実際の音では高音がほぼ聞こえなくなり、サプなしで「ペチッ」と音がしていたのが「ボスッ」と変化した。
まんまGspecに付属サプを付けた音。
音量測定や録音もしてみたのだが、動画では機材がスマートフォンなので変化がよくわからない感じ。

約にも立たないスマートフォンアプリで一応測定すると銃口から5cmの位置にて
ノーマル 76db
無改造サプレッサー装着 75db
綿サプ 60db
Gスペ純正サプ(参考) 58db

もちろん、ピストン周り含めメカノイズが少なくないと効果は発揮しづらい。
射手から聞く音と銃口から聞く音も全く違う点を考慮する必要がある。
バッフルを内蔵したGspec用サプレッサーを装着したVSR並みに静かになったのは大きな収穫かも。

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