見出し画像

7日間ブックカバーチャレンジに参加して思ったこと

先日FB上で参加した「7日間ブックカバーチャレンジ」で挙げてみた7冊の本(+1)を列挙します。
んんんん。なんか・・パンツ脱いで人前に立ってるみたいだなぁ。こうやってひと揃え並べてみると、僕の"ひとなり"が全部出てるようで気恥ずかしいです。

①ユング「ヨブへの答え」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2672785546379207
②ファインマン「ファインマン物理学」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2673287242995704
③ブローデルの「地中海の記憶―先史時代と古代」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2674575412866887
④A・C・クラークの「幼年期の終わり」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2675074446150317
⑤森鴎外「渋江抽斎」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2676012599389835
⑥ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2676986555959106
⑦コリン・ウィルソン「賢者の石」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2677803582544070
 番外「史記 新釈漢文大系」
https://www.facebook.com/miki.kachidoki/posts/2677807059210389

一歩下がって眺めると・・僕が見つめているのは「理と智と史」この三つなんですね。「真と善と美」とは違うもの・・もっと醒めたもの。「喜と怒と哀と楽」の向こうにあるもののような気がします。
FB友達に「MIKIさんが見ている現代は、未来から見つめた視線ですね。」と言われたことがあります。「史家の視座」だと。「他人事」だと。・・そう言われると辛いんですが。

でも。ちょい言い訳させてください。ヒトという生き物の特性である「共感」という能力は持っているつもりです。人が痛いのは自分の痛みとして感じます。人が泣くとき、共に泣きます。人が喜ぶとき、共に喜びます。人が怒るとき、ともに怒ります。しかし、そんな喜怒哀楽の向こう側にあるものに、僕は何よりも衝き動かされるのです。

「人は独りではない」と書くのはA.J.ヘッシェルです。
僕は物理屋らしく例えたい。人は粒子ではない。寧ろ重なりあい干渉し合う波動の性格をもった光子によく似ている。
広大な「ヒトの森」の中。唐突に生まれ、唐突に去っていくとしても"在るべき"なのは、ヒトが種として「神への長い道」を歩んでいるからではないか・・そう信じています。

無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました