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閑話夜話15/啼いてオノレの尾を食む蛇の如し

願いと欲は、一見同質に見えますが根底から違います、
願いは背景に感謝がある。欲にはない。
そのため欲は「食うこと」だけを目指す。
ところが他者を食っているつもりでも、欲に自分も食われているのです。
食われると、食われた者は恨み辛みを断末魔に吐く。実は自分が自分に食われる時も同じです。あなたは恨み辛みを自分に吐くのです。それが心の底にこびり付く。魂は汚れる。
なぜだろう。どうして巧くいかないんだろう。どうして他人は騙さない限り俺の云う事を聞き入れないんだろう。そんな無限に連鎖する負のスパイラルに墜ち込んでいく。それは正にオノレの尻尾を泣きながら喰らう蛇の姿です。

あなたが望んでいるものが、願いなのか欲なのか。本性に感謝の気持ちがあるか否か。自照すべきです。
それがないと無限に続く欲の連鎖と、陰湿な悪意に満ちた邪悪な生きざまにあなたの人生は・・なってしまう。

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無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました