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サルラ・カネダ01/サンテミリオン村歩き#38


https://www.youtube.com/watch?v=9GLDlKBoepQ

何回目だったか・・サンテミリオン訪問の前にペリゴール/サルラ・カネダSarlat-la-Canédaを寄ってみようという気になった。サルラ・カネダはサンテミリオンの東150kmくらい離れたドルドーニュ上流北8kmくらいの所に有る中世そのままの村だ。フォアグラで知られている。
嫁さんにそのことを話すと、不思議そうな顔をした。
「フォアグラの旅をするの?サルラ・カネダって、きいたことないわ。ボルドーなの?」
「もっと東の方だ。200kmくらい離れている。ドルドーニュ地方の最東端だ。中世そのままの村だよ。今回はドルドーニュ川を川下へ辿る旅をしようと思うんだ」
「ふうん」とあまり乗り気にならない返事だった。
それでもオルリー空港からブリーヴ=ヴァレ・ド・ラ・ドルドーニュ空港Aéroport de Brive-Vallée de la Dordogneへのチケットを予約した。ホテルはHôtel-Restaurant La Couleuvrineにした。村の傍らに有るところだ。料理のクオリティに定評があるとのこと。

空港からホテルまでの送迎はホテルのレセプションに依頼して押さえてもらった。
オルリー空港からブリーヴ=ヴァレ・ド・ラ・ドルドーニュ空港までは1時間余り、空港からホテルまでは凡そ40分程度D60を走るコースだ。
ブリーヴ=ヴァレ・ド・ラ・ドルドーニュ空港へ到着すると、嫁さんが直ぐに気がついた。
「あら!この空港は来たことあるわね。ラスコーの洞窟Grottes de Lascauxへ行ったときだわ」
「ん。今回も同じ方向へ走る」
「近くなの?だったら、あの時に泊ったホテルが良かったのに」

Hotel restaurant de Bouilhac(6 Av. Professeur Faurel, 24290 Montignac-Lascaux)である。
https://www.hoteldebouilhac.com/
「ん。それも考えたがな。近くというほど近くはない。今回のホテルはサルラ・カネダ村内にあるところにしたんだ。村を歩きながら見られるようにな」
「あらそう。じゃラスコーの洞窟へちょっと寄り道・・は無いのね?」
「うっ・う・・無い」
ラスコーの洞窟へ向かうD704はLa Borne Cent-Vingtの手前で右にヘアピンカーブする。今回はそのまま直進してD704に入った。相変わらず2車線だったが、周囲に家屋が見えるようになった。
「さすがに葡萄畑はないわね」窓の外を見ながら嫁さんが言った。
「ん。ドルドーニュ川から離れているからな。でもドルドーニュ川に近い部分では畑はある。ベルジュラックが有名だ。今回は帰りに寄りたいと思ってる」
「ふうん」
村を走るバスの停留所が見えた。
「あ~この辺から村になるのね・・あら?シャトーというプレートの標識があった。ワイナリーがあるの?」
「いや。ほんとのお城だ。chateau de PUYMARTINChateau de COMMAQUEだ。ツアーがあるから今回は寄ってみようと思う」
「へ~古城ツアーね」
「ん」
「あ!カルフール。マクドナルドの看板!」
左側にカルフールのショッピングモールがある。この辺りから村になるのだろう。
しばらく行くとセルプ通りへ繋がる交差点が有った。通りの名前はガンベッタ通りと替わりネスマン通りからブクリ広場へ出た。この広場に面してホテルは有った。

Hôtel - Restaurant La Couleuvrine(1 Pl. de la Bouquerie, 24200 Sarlat-la-Canéda)
http://www.la-couleuvrine.com/
ホテルの前は大きな駐車場になっていた。案内された部屋は二階の広場に面した部屋だった。

無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました