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若き友への手紙#08/面従腹背も悪意も、雇用後に社内で発症します

だれもバスに乗ろうとしてくれなかった、とあなたはおっしゃる。
乗るべき人を選べなかった、と。
・・そうでしょうか?僕はいた!と思います。10年間の戦いの中で全くいなかったことは現実的に考えられない。「乗るべき人を選べる」自分に気がつかなかったためでしょう。

もちろん最初から面従腹背の人はいない(いても極小)
会社をひっかきまわしてやろうという悪意の人はいない(いても極小)
面従腹背も悪意も、雇用後に社内で発症します。
多くの原因は、社長の態度と会社運営のやり方から・・です。これは指導者として強く猛省すべきです。
そんな人が出てこないようにするには、どうしたらいいでしょうか?
ここですね。
しかしいま。このときを見るならば・・心服しないまま致し方なく就いてきている者に貴方は囲まれている。彼らは、自分の持っている力を十全には果たさない。
忘れないように。あなたがいま見つめるべきは、その人たちの中にあなたです。
あなたは人の中にいる自分についても責任を果たさなければならない。「心服する指導者」になるには、彼女たちの中にいる自分に、自分ががならなければいけない。
これはヒトを心服させるための「技術論」だと思い置きください(笑)

変わるのはアトで結構です#^o^#
変わるのは時間がかかる。
まずぜひぜひ「変わったフリから」を示しましょう。
変わったフリは人を動かします。
他人の中の自分を、まず揺さぶりましょう。
自分の中の自分は、後回しにして♪

いまあなたのスタッフと話して全員が言うのは「ムリ。できない。社長は変えない」です。事態は深刻です。
僕が「一度広げてしまった傘を畳んで、すべて人員整理して、収支を清算して一人あるいは数人で出来る仕事に収斂すべきかもしれない」と言っている理由は、ここにあります。
そのゴルディアスの結び目は、そうそう簡単には解けない。
それを解くのが、今回のミッションです。
その抜本的なご提案を、ヒエラルキー型の中で並べています。
そのキーワードは・・ボトムダウンではなく、ボトムアップで・・ということ。
だれもあなたには出来ないと思われていたボトムアップを選ぶこと。

今回行うべきは「管理体制の強化」以前に「ボトムアップを織り込んだ管理体制の刷新」です。
刷新なしの付け焼刃的指示では同じことへ進みます。
また刷新は、必ずスタッフに間違いなく衝撃を与えます。「今までと違うな・・上から行ってるだけではないな」という衝撃です。
これは、スタッフの姿勢を大きく替えますよ。

無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました